エンゼルスが珍プレーで無死満塁脱出 ヤンキース選手の動きが発端で米賛否「馬鹿げてる」
THE ANSWER / 2024年5月30日 13時33分
■無死満塁で遊撃への飛球が発端
米大リーグのエンゼルスが29日(日本時間30日)、本拠地ヤンキース戦で奪った不思議な併殺に、米ファンから賛否両論の声が上がっている。遊撃への飛球処理の際に守備妨害に。「馬鹿げてる」「走者は何をすべきだったんだ」「いい判定だ」とコメントが集まった。
エンゼルスは初回無死満塁で強打者スタントンを迎えた。初球のチェンジアップを打ち上げ、インフィールドフライが宣告されて1死。問題はここからだ。二塁ベース上で捕球体勢に入ろうとした遊撃手のネトは上空を見ており、二塁に戻ろうとしたソトと接触。後ろ向きに転倒し、背中から地面に落ちた。ソトに守備妨害が宣告され2死。珍しいプレーでアウトを稼いだ。
ソトは何が起こったのかわからないといった表情で塁審にアピールすると、ベンチから飛び出したアーロン・ブーン監督も激しいブーイングの中で猛抗議した。動画を公開したエンゼルスの地元局「バリー・スポーツ・ウェスト」公式Xも「これはアイスホッケーじゃない……」と紹介。米ファンからは判定に賛否両論のコメントが集まった。
「じゃあソトは何をすべきだったんだ?」
「帰塁しなければよかったのか? 馬鹿げてる」
「いい判定だ」
「アーロン・ブーンはルールブックを読む必要がある」
「内野フライで腕と腰を振り上げる必要はなかった」
ブーン監督は執拗な抗議で退場処分を受け、2死一、三塁でプレー再開。続くベルドゥーゴも一ゴロに倒れたヤンキースは無得点に終わった。接触は必然だったようにも見えるプレーだが、場内の喧騒もしばらく止まなかったようだ。
試合はア・リーグ西地区最下位のエンゼルスが1-2で敗れた。(THE ANSWER編集部)
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