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大谷14号被弾→問題発言騒動の原因「側に通訳がいれば…」 渦中のロッカーに居合わせた米記者が指摘

THE ANSWER / 2024年5月31日 14時5分

メッツのホルヘ・ロペス【写真:Getty Images】

■メッツのホルヘ・ロペスは「英語での説明が混乱招いた」と釈明

 米大リーグ・メッツのホルヘ・ロペス投手が29日(日本時間30日)、本拠地ドジャース戦で退場後にDFA(事実上の戦力外)になった。退場時にグラブを客席に投げ入れ、試合後には「後悔していない」などと話していた。一夜明け、本人は「英語での説明が混乱招いた」と釈明。試合を取材していた米記者は「通訳がいればこうならなかった」と指摘している。

 事の発端はドジャース戦での退場劇だった。5番手で登板したロペスは3-7で迎えた8回に大谷翔平に14号2ランを被弾。直後のフリーマンの打席でハーフスイングの判定に怒って抗議し、退場処分に。ベンチに引き揚げる途中にグラブを客席に放り投げた。試合後、プエルトリコ出身のロペスは英語で取材対応し、「悪いと思うことは何もない。僕は僕だ。僕は自分らしくいることを恐れない」と語り、さらに「MLB全体で最悪のチームにいたと思う」と発言したことも報じられ、その後にDFAとされた。

 一夜明け、ロペスは自身のインスタグラムを更新。スペイン語と英語で記された声明を発表。「あのインタビュー中、自分個人のパフォーマンスに対する不満と、それが自分自身を“リーグ全体で最悪のチームメイト”にしたと感じたことを率直に話した。残念ながら、私が英語でメディアに説明したことが、混乱を招き、私が伝えようとしたことと違う見出しを生んでしまったようだ」とニュアンスの違いによる誤解だったと釈明した。

 現地で試合を取材した米ニュージャージー州の地元メディア「NJ.com」のメッツ番マニー・ゴメス記者は自身のXでロペスの騒動を回顧。母国語ではない英語で対応したことを指摘し、問題となった発言が生まれたコメントについても「その多くの部分が理解が難しいものだった」と説明した。

 ゴメス記者は、別メディアの記者が「最悪のチームにいた」という発言が正しいのものだったのかロペス自身に確認したことを紹介。ロペスは「多分そうだね」と答えていたという。ゴメス記者は「これは否定できないものだ。それでも、通訳がそばにいればこうならなかったと感じるんだ」とし、通訳がその場にいなかったことによる言葉のあやが解釈の違いを生んだと主張した。

 さらに、ゴメス記者は「選手のために言い訳をしているわけではない」「ロペスの振る舞いは間違っていた」と強調しつつ、「彼は過去に精神的な問題を抱えており、グラウンド上での精神的な崩壊は試合終了後まで長く続いていた」と説明していた。(THE ANSWER編集部)

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