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6年ぶりV新垣比菜「不思議な1週間」 緊張のVスピーチで心境告白「自分のゴルフじゃないよう…」

THE ANSWER / 2024年6月2日 13時34分

ヨネックスレディス最終日でプレーする新垣比菜【写真:Getty Images】

■国内ツアー・ヨネックスレディス最終日

 女子ゴルフの国内ツアー・ヨネックスレディス最終日が2日、新潟・ヨネックスCC(6339ヤード、パー72)で行われ、2位と1打差の単独首位で出た25歳の新垣比菜(ダイキン工業)が4バーディー、2ボギーの70で回り、通算14アンダーで6年ぶりのツアー通算2勝目を挙げた。

 新垣は出だしの1番でバーディー。2番でボギーを叩いたが、3、4番の連続バーディーで抜け出した。12番でも1つ伸ばし、後続に2打差をつけた。雨脚が強まり、3打差で最終18番パー5に突入。第1打、第2打ともに冷静にフェアウェーを捉え、3打でグリーンに乗せた。約1メートルのウィニングパットを決めると、肩をすくめながら満面の笑み。キャディーとともに涙で喜びを分かち合った。

 優勝スピーチでは緊張気味。大会主催者やコース管理者などに感謝を述べると、心境を告白した。

「今週は特に予選2日間にパットが凄く入って、自分のベストスコアも更新できて自分のゴルフじゃないような不思議な1週間だった。今日はショットがうまくいかなくて苦しいラウンドでしたが、落ち着いてプレーできてよかった。これからももっとたくさんいい結果を出せるように頑張っていきたい」

 新垣は逸材の多い1998年度生まれの黄金世代。アマチュア時代からツアーで活躍し、19歳だった2018年4月にツアー初優勝を果たした。プロ転向後の黄金世代では一番乗り。しかし、コロナ禍で統合シーズンとなった20-21年は賞金ランク64位でシード権を喪失した。今季は最終予選会13位の権利で出場を続けてきたが、3戦連続予選落ちを2度喫するなどメルセデス・ランクは66位だった。(THE ANSWER編集部)

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