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渋野日向子2位「正直びっくり」 笹生優花と日本勢ワンツー、ハグで女王絶賛「おめでとう!マージで強い!」【全米女子OP】

THE ANSWER / 2024年6月3日 7時34分

全米女子オープン最終日をプレーする渋野日向子【写真:ロイター】

■海外メジャー・全米女子オープン

 女子ゴルフの今季海外メジャー第2戦・全米女子オープンは現地時間2日、米ペンシルベニア州のランカスターCC(6629ヤード、パー70)で最終日が行われ、2打差4位から出た渋野日向子(サントリー)が2バーディー、4ボギーの72で回り、通算1アンダーの2位。19年のAIG全英女子オープン以来、5年ぶり2度目のメジャー制覇こそ逃したが、優勝した笹生優花(フリー)との日本勢ワンツーの快挙を達成した。渋野は「正直びっくりなんですけど、また新しい、章がスタートできるという感覚。凄く前向きな気持ち」と笑顔で話した。

 第3ラウンドを7バーディー、3ボギーの66で回り、3アンダーの4位に浮上していた渋野。勝負の最終日、厳しいセッティングで序盤はスコアを落とす。3番、4番で連続ボギー。他の上位勢もスコアを崩す中、7番パー5では残り81ヤードからの第3打をピンそば約1メートルにつけてこの日最初のバーディーを奪った。

 しかし8番パー3で3パットのボギー。9番パー4で簡単ではないパーパットを沈め、首位のミンジー・リー(オーストラリア)と3打差でサンデーバックナインに入った。10番パー4ではパーパットを外してボギーを叩くも、12番パー3で7メートルのバーディーパットを沈めて首位と1打差。ラインを読み切ってガッツポーズとともに笑顔がはじけた。

 14番パー4ではティーショットを左に曲げてバンカーに入れると、2打目もグリーンをとらえられずラフへ。それでもなんとかパーで凌いだ。最終18番、先の組でプレーしていた笹生がホールアウトすると、フェアウェー上で両手を上げて拍手。その後、笹生と対面すると祝福のハグを交わし「おめでとう!マージで強い!」と絶賛していた。

 ホールアウト後のインタビューでは「かなりショットが散ってしまった。パターもなかなか決めきれず、スコアを落としてしまって残念ではあったけれど、結果的に(通算)アンダーで回れたのはよかった」と振り返った。12番のバーディーパットは「凄く盛り上がるパッティングになったと思うのでガッツポーズしちゃいました」と語った。

 4位に入った2020年以来4年ぶりの全米女子オープン決勝ラウンド。今季は9戦6度の予選落ちと苦しんでいたが、久々に優勝争いを繰り広げた。「めちゃくちゃしんどい4日間だったんですけど、ここまでの自分のゴルフの内容だったらあり得ない結果。正直びっくりなんですけど、また新しい章がスタートできるという感覚。凄く前向きな気持ち」と笑顔で大会を終えた。(THE ANSWER編集部)

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