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43歳なのに100m10秒66、衰えないレジェンドに驚きの声「いつまでそんな速いんだ」 追い風参考も

THE ANSWER / 2024年6月4日 6時13分

末續慎吾【写真:荒川祐史】

■九州共立大学チャレンジ競技会に出場

 陸上の北京五輪・男子4×100メートルリレー銀メダリスト、末續慎吾(EAGLERUN)が1日、第4回九州共立大学チャレンジ競技会に出場。男子100メートルの予選で10秒66(追い風3.2メートル)を記録した。自身のSNSで「追い風参考ね」と記しつつ動画を公開。43歳の走りに「速い!」「凄すぎです」と驚きの声が集まっている。

 年齢を感じさせない快走だった。第4レーンの末續は中盤で抜け出すと、九州共立大の学生たちに先行を許さず、1着のままゴール。追い風3.2メートルながら10秒66の好タイムを叩き出した。自身のインスタグラムで動画を公開。「初戦。10秒66。追い風参考ね。この道を極めるのだ! アース」と文面に記した。

 2日に44歳の誕生日を迎えた末續はこの日が43歳最後の日。レジェンドの衰え知らずの走りにファンからは「いつまでそんなに速いんですか!」「流石です」「速い!」「かっこよすぎます」「ヤバぁ」「凄すぎです」「追参でも、10秒66は凄いです」と驚きのコメントが寄せられた。

 末續は2003年世界陸上パリ大会の男子200メートルで日本人初となる銅メダルを獲得。2008年の北京五輪では男子4×100メートルリレーで銀メダリストとなった。2003年6月にマークした200メートルの20秒03は、20年以上経った今も破られていない日本記録だ。100メートルの自己記録は同年5月にマークした10秒03(日本歴代4位)。なお、この大会の決勝はDNS(欠場)となっている。(THE ANSWER編集部)

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