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F1角田裕毅のライバルに浮上した日本人ドライバー レッドブル重鎮が注目発言「見ていく必要ある」

THE ANSWER / 2024年6月4日 8時13分

角田裕毅【写真:ロイター】

■来シーズンのシート争いに浮上か

 自動車レースのF1は5月26日に決勝が行われたモナコGPで今季8戦が終了し、全日程の3分の1を消化した。唯一の日本人ドライバー・角田裕毅(RB)がここまで19ポイントを獲得する活躍を見せる一方、来季のシート争いが混沌としている。カギを握るのは、ドライバーズランキング、コンストラクターズ(製造者部門)でともに首位を独走するレッドブル。海外メディアは、F1界で最も影響力を持つとされる大物が「意外な昇格候補者」の名前を挙げていることを報じている。

 オランダ最大のF1サイト「レーシングニュース365」は「マルコ氏がRBの昇格に意外な候補者を明かす」との見出しで記事を掲載。レッドブルのアドバイザーであり、ドライバーラインナップの決断に大きな発言権を持つヘルムート・マルコ氏の“意向”を取り上げている。

 本文では「レッドブルのアドバイザー(最高顧問)のヘルムート・マルコ氏はRBが2025年F1シーズンに向けてドライバーラインナップに関していくつかの選択肢を持っていることを示唆した」と言及。レッドブルの“姉妹チーム”であるRBがダニエル・リカルドと角田の体制で進む中、「しかし、その傍らで待っているのは、昨年、負傷したリカルドの代役を5戦務め、印象的な活躍を見せたリアム・ローソンだ」「このニュージーランド人は来年、フルタイムのRBのドライバーに昇格する可能性があり、もし招集されなければ、他のチームを探すとチームに警告している」と記している。

 ただ「他のアプションもある」と語ったマルコ氏は専門メディア「モータースポーツ.com」に「贅沢な悩みだ」「ツノダ以外にもう1人、いいレースをしているホンダのドライバーがいる。アユム・イワサだ」と岩佐歩夢の名前を挙げた。

 昨季は下部シリーズF2で年間4位に入り、今季は全日本スーパーフォーミュラ選手権で活躍する岩佐。4月のF1日本GPでRBのフリー走行1回目を担当し、F1関係者にも名前を売った。マルコ氏は「彼はまだ今季(日本のスーパーフォーミュラのカテゴリーでは)2度スタートが悪くてまだ優勝していないが、それでもチャンピオンシップのランキングは3位だ」「ツノダとイワサは、我々と長期契約を結んでいる2人の日本人ドライバーなので、長い目で見て、今後どうなるか見ていく必要がある」と評価している。

 マルコ氏は岩佐がF1に昇格するための条件として「スーパーフォーミュラで優勝すること」と回答。「だから、まずは彼がどう初優勝するか見てみよう。彼の最初のレースは良くなかったが、第2戦では実際にベストドライバーだった」と細かなリサーチをしているようだ。(THE ANSWER編集部)

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