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安田記念V、ロマンチックウォリアーの総賞金にX騒然 1位は日本と縁ある最強馬「桁違いや!」

THE ANSWER / 2024年6月4日 14時8分

G1安田記念を制したロマンチックウォリアーとジェームズ・マクドナルド騎手【写真:産経新聞社】

■G1安田記念で18年ぶり香港馬V

 競馬の上半期最強マイラーを決めるG1安田記念が2日に東京競馬場で行われ、香港から遠征してきた1番人気のロマンチックウォリアー(騙6・シャム、父アクラメイション)が馬群を割って直線鋭く伸び、外国馬として4頭目となる18年ぶりの勝利を飾った。3か国にわたるG1・8勝目となり、総獲得賞金は歴代2位に浮上。海外専門サイトが紹介すると、日本人ファンから「桁違いや!」「本当なんなの?」といった驚愕の声が集まっている。

 モノが違った。好スタートから楽に先行の好位置をとったロマンチックウォリアー。直線に向いて馬群に包まれかけたが、進路が開くと瞬時に抜け出した。外から追い上げた2着ナミュール、3着ソウルラッシュとの着差は1/2馬身だったが、鞍上のマクドナルド騎手の手応え以上の完勝劇。香港現役最強馬の力を見せつけられた。

 海外競馬専門サイト「ワールド・ホース・レーシング」のX(旧ツイッター)は「知ってる?G1安田記念勝利により、ロマンチックウォリアーは史上2番目に多くの賞金を獲得した馬になった」とつづり、ファンから祝福を受けるレース後の動画を公開。「ロマンチックウォリアーはトップの座につけるのか?」と添えた。

 香港ジョッキークラブ公式サイトは「HKIS(香港ジョッキークラブが運営するサラブレッドのオークション)出身のBMW香港ダービー優勝馬のロマンチックウォリアーはこの勝利で900万香港ドル(約1億8000万円)を獲得し、総獲得賞金は1億5100万香港ドル(約30億2000万円)となった。この数字を上回るのはゴールデンシックスティの1億6700万香港ドル(約33億4000万円)のみである」と記している。

 ロマンチックウォリアーはこの勝利で総獲得賞金歴代2位に浮上。2015年から19年にかけて33連勝を成し遂げたオーストラリアの名牝ウィンクスを上回ったことになる。ちなみに、昨年引退したイクイノックスの獲得賞金は22億1544万6100円。これに日本人ファンからは驚きの声が上がっている。

「あのウィンクスを超えたのか ただねぇ…Winxを越えた馬が歴代1位じゃないって本当なんなのw」
「獲得賞金 桁違いや!」
「G1・10勝歴代獲得賞金世界一のゴールデンシックスティと GI・8勝5連勝のロマンチックウォリアーが同時期に走ってた香港競馬 魔境すぎる」
「馬柱よく見たら獲得賞金も桁が違っててビックリ」
「順調なら来シーズン中に超えそう 秋天と香港カップを連続で勝てば年内に超えられる」

 予備登録していたG1宝塚記念の出走は回避し、帰国したロマンチックウォリアー。世界一も視界にとらえたようだ。(THE ANSWER編集部)

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