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水原被告、賭博で巨額借金「唯一思いついた方法は彼の金を…」26.3億円不正送金 法廷で自ら語った犯行の動機

THE ANSWER / 2024年6月5日 6時12分

カリフォルニア州サンタアナの連邦地裁に弁護士とともに姿を現した水原一平被告【写真:ロイター】

■米メディアが報道

 米大リーグのドジャース・大谷翔平投手の元通訳で、銀行詐欺などの罪に問われている水原一平被告が4日(日本時間5日)、カリフォルニア州サンタアナの連邦地裁に出廷し、銀行詐欺と虚偽の納税申告という2つの罪状で罪を認めた。複数の米メディアが報じた。水原被告は司法取引に応じ、最大33年の禁錮が減刑される見込み。

 米スポーツ専門局「ESPN」は裁判官とのやりとりを報じており、その中で水原被告は自らの言葉で犯行の動機を語った。裁判官の質問に「イエス、サー(はい)」「ノー、サー(いいえ)」とそれぞれ答えていったが、犯した罪について問われると「被害者A(大谷)のもとで働き、彼の銀行口座へのアクセスができた。賭博で巨額の借金を負い、唯一思いついた(返済の)方法は彼の金を使うことだった」と説明した。

 さらに「銀行Aへのアクセスはできた。だから、彼の銀行口座から賭博の借金を返済するために送金した」と証言し、虚偽の納税申告も認めた。水原被告は大谷の口座からおよそ1700万ドル(26億3000万円)を盗んだとして訴追されていた。判決は10月25日(同26日)に言い渡される。(THE ANSWER編集部)

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