水原被告が巻き起こした「狂気の光景」 車まで取り囲み…場外戦に米記者が“注意喚起”
THE ANSWER / 2024年6月5日 7時8分
■罪状認否に日米の報道陣が殺到
米大リーグのドジャース・大谷翔平投手の元通訳で、銀行詐欺などの罪に問われている水原一平被告が4日(日本時間5日)、カリフォルニア州サンタアナの連邦地裁に出廷し、銀行詐欺と虚偽の納税申告という2つの罪状で罪を認めた。複数の米メディアが報じた。水原被告は司法取引に応じ、最大33年の禁錮が減刑される見込み。裁判所には日米の報道陣が殺到し、「狂気の光景」と取材した米メディアの記者も驚きを隠せない様子だ。
弁護士を連れ立って裁判所に現れた水原被告。黒っぽいジャケットを着て廷内に入った。メジャーリーグを揺るがした騒動とあって、5月14日の最初の出廷に続き、多くの報道陣が殺到。罪状認否を終えると、建物を出た水原被告を数十人の記者やカメラマンが二重、三重に取り囲み、コメントを求める輪ができた。しかし、本人は言葉を発さぬまま用意された車に乗り込み、取り囲んだ報道陣を振り払うように裁判所を後にした。
米紙「ワシントン・ポスト」や米誌「GQ」でも特集される米法務専門記者メーガン・カニフ氏は「イッペイ・ミズハラの銀行詐欺についての答弁変更の公聴会のために、サンタアナの連邦地裁に来た。ロサンゼルスでの罪状認否の時よりも多くの報道陣が集まっている」と驚き。さらに、映像も掲載して「ミズハラが裁判所を去る際の狂気の光景。転んだり、踏みつけられたりする価値はないですよ、皆さん。断言できます」と“注意喚起”した。(THE ANSWER編集部)
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