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「俺が下げる意味ある?」 井上尚弥戦熱望の米フェザー級選手、階級変更を否定「絶対ないね!」

THE ANSWER / 2024年6月8日 8時13分

世界スーパーバンタム級4団体統一王者の井上尚弥【写真:荒川祐史】

■キャリントン、Sバンタム級転向は「絶対ないね!」

 ボクシングの世界スーパーバンタム級4団体統一王者・井上尚弥(大橋)に挑戦状を叩きつけた米フェザー級選手が、階級を下げない方針を示した。「彼が上げてこないと」と井上に昇級を呼びかけ、「俺も彼も100%の状態で戦えるようにしたい。彼が負けた時に言い訳できないようにね」と強気の発言を繰り返した。

 かねて井上戦を熱望しているのは、27歳の世界ランカー、ブルース・キャリントン(米国)だ。米専門メディア「ファイトハイプ」公式YouTubeにも登場し、「あなたはスーパーバンタム級に下げる意思はあるか?」と聞かれ「絶対ないね!」と即答。「彼が上げてこないと」「俺も彼も100%の状態で戦えるようにしたい。彼が負けた時に言い訳できないようにね」とフェザー級での対戦を望んだ。

 質問者が「これが(井上は)5階級目だからという弁解もあるかもしれない」と質問。しかし、キャリントンは「フロイド(メイウェザー)や(マニー)パッキャオに対してはそんなこと言わないだろ? 彼にもそんなこと言うべきじゃない。偉大なボクサーになりたいなら偉大な相手とやらなきゃ」と答え、モンスター攻略法には「教えられないね」と笑顔で濁した。

 キャリントンは2021年10月にプロデビューし、戦績は11勝(7KO)。フェザー級の世界ランクはWBO4位、WBC7位、IBF12位だ。階級を下げるリスクを冒してでも井上を倒せば一躍スターになるチャンスだが、「彼はすでにスーパーバンタム級で4つのベルトを統一していて、階級を上げる話もしている。俺が下げる意味がどこにある?」と投げかけた。

 しかし、井上は当面、適正階級のスーパーバンタム級で戦う方針。海外からは1つ上のフェザー級で対戦を求める選手が多く、練習を再開した5月29日に「スーパーバンタム級に敵がいないから階級を上げろというのはおかしい話だし、やりたいんだったら『お前らが下げてこい』という話」と語っていた。それでもキャリントンはフェザー級で待つようだ。王座を保持していれば可能性は広がるかもしれない。(THE ANSWER編集部)

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