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完敗日本が石川祐希&高橋藍を“温存”の理由 VS世界1位でも…指揮官「疲労が目立っていた」【ネーションズリーグ】

THE ANSWER / 2024年6月7日 21時34分

ポーランドにストレート負けを喫した日本代表【写真:VNL提供】

■買取大吉 バレーボールネーションズリーグ2024福岡大会

 バレーボールネーションズリーグ(VNL)2024福岡大会(西日本総合展示場)は7日、世界ランク4位の男子日本代表が同1位ポーランド代表と対戦。0-3(17-25、15-25、20-25)で今大会初のストレート負けを喫した。これで通算5勝2敗。フィリップ・ブラン監督は試合後の会見で「既に明日の試合に切り替えている。スロベニアと最も激しい戦いを予想している」と話した。

 世界1位ポーランドを相手に、日本はメンバーを大きく入れ替えて挑んだ。関田誠大と高橋健太郎に代えて、大宅真樹と大塚達宣の2人を登録。さらに、アウトサイドヒッターの主将・石川祐希は黒のリベロユニホーム、本来リベロの山本智大が赤のユニホームを着用していた。

 5日のドイツ戦後の会見でブラン監督が「チャンスを与える」と明言していた宮浦健人、深津旭弘、甲斐優斗の3選手をスタメンに起用。山内晶大、エバデダン・ラリー、富田将馬、小川智大とのメンバーで第1セット(S)に臨んだ。日本のVリーグ名古屋でプレーした主将バルトシュ・クレクらに得点を重ねられて17-25でこのセットを落とすと、その後もポーランドの勢いを止められずストレート負けを喫した。

 石川、高橋藍の主力2人は出場せず、西田有志も出場時間が短く“温存”される形になった。ブラン監督は「このラウンドから石川らの起用を始めて、連戦をして疲労が目立っていた。また2連戦を続けるわけにいかない。リオラウンドで良いパフォーマンスを出したメンバーでポーランドに挑もうと考えた」と説明した。

 明日8日の世界ランク5位スロベニア戦については「オリジナルのメンバーに戻す。関田と高橋健太郎は14人に入る予定になっている」と説明。「富田に代わって大塚が入る。そこはもともと予定されていたメンバー変更」とも語った。関田の状態については「(痛めた)下腿の状態はだいぶ良くなっている」とした。大宅がスロベニア戦では登録から外れる予定。

 昨年10月にパリ五輪の出場権を獲得しており、今大会は金メダルだった1972年ミュンヘン五輪以来52年ぶりのメダル獲得に向けた前哨戦。福岡大会はスロベニア戦を残すのみ。18日からフィリピン・マニラで開催される予選ラウンド第3週を経て、8チームが27日からポーランドで開催されるノックアウト方式のファイナルラウンドに進出する。なお、日本女子は残り4枠の五輪出場権を懸け、11日開幕の予選ラウンド第3週(福岡・西日本総合展示場)を迎える。(THE ANSWER編集部)

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