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山本由伸、ヤ軍圧倒7回0封に吹き荒れる米メディア絶賛 509億円契約の「宣伝通りの凄さ」「まさにエースだ」

THE ANSWER / 2024年6月8日 10時48分

ヤンキース戦で快投を見せたドジャースの山本由伸【写真:ロイター】

■敵地ヤンキース戦で“恩返し”の快投

 米大リーグのドジャース・山本由伸投手が7日(日本時間8日)、敵地ヤンキース戦でメジャー自己最多106球を投げ、7回を2安打7奪三振無失点と快投。打線の援護なく白星は付かなかったが、昨オフのメジャー挑戦当時に獲得オファーを出したヤンキースに手痛い“恩返し”を演じた。米メディアからも「これぞまさに、エースに求めるものだ」と称賛が吹き荒れている。

 初めて上がった敵地ヤンキースタジアムのマウンドで背番号18が躍動した。山本は伸びのあるストレートに手元で動くツーシームを織り交ぜ、巧みな投球術で相手打線を圧倒。4番スタントンのバットをへし折り、2回2死から12者連続アウトを奪った。7回もマウンドに上がり、最後は1死一塁から併殺締め。4試合連続100球超えの106球はメジャー移籍後最多の力投だった。

 X上でも米メディアの記者から称賛が吹き荒れ、米専門メディア「ドジャース・ネーション」のノア・カムラス記者は「彼(山本)はニューヨークで球界最高のチームと対戦してゼロ封した。これぞまさに、エースに求めるものだ。ドジャースはスペシャルな投手を手にした」と絶賛。同じく「ドジャース・ネーション」のダグ・マケイン記者も「ヨシノブ・ヤマモトの堂々としたパフォーマンス。ヨシがヤンキースをゼロ封した」と評した。

 投手史上最高額となる12年総額3億2500万ドル(約509億円)で契約した右腕について、米カリフォルニア州の地元ラジオ局「ESPNロサンゼルス」でドジャース番を務めるブレイク・ハリス記者は「宣伝通りの凄さだ」と頷き、地元紙「ロサンゼルス・タイムズ」のジャック・ハリス記者も「今季、彼の最もエース級といえるパフォーマンスだ。球速も最速(平均97.1マイル)で、スライダーとスプリットの配球も良かった。ソトがいないとはいえ、印象的な投球だ」とつづった。

 打線の援護がなく、7勝目はお預けとなったものの、ヤンキースタジアムで演じた快投はインパクト十分だった。(THE ANSWER編集部)

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