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「僕がこんなんじゃダメ。迷惑かけている」 石川祐希、12得点も厳しい自己評価「イライラしてしまった」【ネーションズリーグ】

THE ANSWER / 2024年6月9日 8時43分

石川祐希(左)にスロベニア側から手が差し伸べられる【写真:VNL提供】

■買取大吉 バレーボールネーションズリーグ2024福岡大会

 バレーボールネーションズリーグ(VNL)2024福岡大会(西日本総合展示場)は8日、予選ラウンド第2週で世界ランク5位の男子日本代表が同6位スロベニア代表と対戦。3-1(25-23、19-25、26-24、25-21)で勝利した。世界ランク4位に再浮上。12得点をマークした主将の石川祐希は会見に出席し、「課題もあるけれど、3勝1敗で終えられたのはよかった」と福岡での4試合を振り返った。

 日本は西田有志がチーム最多26得点の躍動。高橋藍も16得点と攻撃を支えた。第1セットを逆転でものにした日本だったが、第2セットはスロベニアのブロックが猛威を振るいタイに。第3セットは一度はセットカウントを握られるも逆転し、必死の守備から高橋藍が押し込んだ。第4セット、最後は西田が強烈なスパイク。世界ランク上位を争う相手から貴重な勝利を収めた。

 これで福岡大会の全4試合が終了。3勝1敗で終えた。52年ぶりのメダル獲得を狙うパリ五輪が迫る中、18日からはフィリピン・マニラで開催される予選ラウンド第3週に臨む。

 石川は福岡大会を振り返り「改善点はあるけれど、1敗しかしなかったのは評価できる。フィリピンラウンド、ファイナル、パリ五輪と時間があるようでない。どれだけ完成度を高められるか。ピークはパリ五輪にうまく調整していければ」と主将としてコメントした。

 石川は高橋藍とともに福岡大会から合流。相手のマークは厳しく、この日は12得点だった。4セット目については「正直あまり覚えてないというか、僕自身もイライラしてしまっているところがあった」と反省。「僕がこんなんじゃダメだな、チームに迷惑かけているなと思っていたので、4セット目は切り替えようとして入った」と明かした。

 西田、山本、山内らの名前を挙げ「チームをまとめてくれた。ブラジルラウンドで戦った仲間が、改めて頼もしかった」と、予選第1週のブラジル大会から戦っているメンバーに感謝。「僕自身も今日に関しては仲間に助けられた試合。しっかりしないといけないと感じました。代表に帰って試合をするのはこういう感じだと改めて感じられた」と話した。(THE ANSWER編集部)

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