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日本男子、12人の五輪代表争いも佳境 指揮官の選考ポイント「石川、高橋藍の2人に対して…」【ネーションズリーグ】

THE ANSWER / 2024年6月8日 23時5分

スロベニアに勝利した日本代表【写真:VNL提供】

■買取大吉 バレーボールネーションズリーグ2024福岡大会

 バレーボールネーションズリーグ(VNL)2024福岡大会(西日本総合展示場)は8日、予選ラウンド第2週で世界ランク5位の男子日本代表が同6位スロベニア代表と対戦。3-1(25-23、19-25、26-24、25-21)で勝利した。世界ランク4位に再浮上。フィリップ・ブラン監督は「チームスピリット、雰囲気は非常にいい。コンビネーションをより高められたら」と手応えを口にした。

 日本は西田有志がチーム最多26得点の躍動。主将の石川祐希とともに7日のポーランド戦を欠場した高橋藍も16得点と攻撃を支えた。第1セットを逆転で物にした日本だったが、第2セットはスロベニアのブロックが猛威を振るいタイに。第3セットは一度はセットカウントを握られるも逆転し、必死の守備から高橋藍が押し込んだ。第4セット、最後は西田が強烈なスパイク。世界ランク上位を争う相手から貴重な勝利を収めた。

 福岡大会は3勝1敗で終了。会見でブラン監督は「ミドルブロッカーが相手の動きを見て、戦況を読むところが上達してきたように思う」と収穫を口にした。福岡大会から石川、高橋藍が合流したが「トランディションの面で石川が重要な選手だが、調子が出ないときに西田、高橋藍、他のオプションを披露することができた。世界ランキングでほぼ並んでいる相手。今日の試合は重要な試合だった」とスロベニア戦の勝利に満足した様子も見せた。

 パリ五輪に向けた代表選考も佳境に入っている。通常の国際大会はベンチ入り14人だが、五輪は2人少ない12人。「石川、高橋藍の2人に対して、どんな人間が一つのグループとしてより良いものをもたらすかでセレクションする。ディフェンス、パス力。守備の部分を見ていきたい」とブラン監督は説明。「リベロは特に難しいセレクションになる。2人とも実力が均衡している」と、1人のみ選ぶと明言している小川智大と山本智大についても語った。

 VNL男子大会は18日からフィリピン・マニラで開催される予選ラウンド第3週を経て、8チームが27日からポーランドで開催されるノックアウト方式のファイナルラウンドに進出する。指揮官は「五輪前にもう一度ヨーロッパに行かないといけないのは、変えようがない」とファイナル進出へ向けてコメント。「五輪と同じシステム。前哨戦としては非常にいい機会だと思う」とも話した。(THE ANSWER編集部)

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