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大逆転負けのバレー、二枚看板・石川真佑を交代させた理由「見ての通り…」 指揮官が明確回答【ネーションズリーグ】

THE ANSWER / 2024年6月14日 6時43分

カナダ戦に出場した日本代表の石川真佑【写真:VNL提供】

■買取大吉 バレーボールネーションズリーグ2024福岡大会

 バレーボールネーションズリーグ(VNL)2024福岡大会は13日、北九州市の西日本総合展示場で女子の予選ラウンド第3週が行われ、世界ランク6位の日本は同10位のカナダに2-3(25-23、25-22、20-25、21-25、14-16)で大逆転負けした。残り5枠のパリ五輪出場権獲得はお預けに。主将・古賀紗理那と二枚看板を張る石川真佑を早々に交代させたことについて、眞鍋政義監督は「スパイク決定率、効果率が一番低い」と明確な理由を明かした。

 石川は第1、2セット(S)ともにスタートからコートに入ったが、第2S途中で交代。以降はタイムアウト中などもウォーミングアップをして待機したが、出番はなかった。スパイクは25回打ち、得点になったのは9回のみ。ここまで古賀とともに得点源だったが、この日は影を潜めた。

 眞鍋監督は会見で交代理由について「見ての通り、スパイク決定率、効果率が一番低いので代えました。以上です」とピシャリ。石川だけでなく、セッター岩崎こよみとアタッカー陣の呼吸が合わず「3セット目以降、岩崎のトスが少し浮いていた。スピードが遅くなってタイミングがズレていた」と振り返った。

 岩崎の起用については「まずセッターにしてはブロックが非常に高いし、サーブもある。ディフェンスも今年選んだ選手の中では上位なのでセッターに置いています」と説明した。衝立で区切られた会見場では、隣りのエリアにいたカナダチームが大歓声。コメントを遮られ、5秒ほど静まるのを待ち「カナダ、乗ってますね」と苦笑いせざるを得なかった。

■石川は反省「自分自身のミスが少し目立った」

 一方、石川は「2セット目に入って自分自身のミスが少し目立った。反省しないといけない」と淡々。「1セット目もブロックを利用して点数を獲れた。代えられても引きずらず、しっかりやっていきたいと思います」と前を向き、「勝つという気持ちの強さも大事になる。チーム全員で準備していきたい」と力を込めた。

 五輪出場12枠のうち、すでに7チームが切符獲得済み。その他は今大会予選ラウンド終了時の6月17日付世界ランクで決まり、日本は<1>アジア・オセアニアの最上位になるか、<2>出場権のない国のうち上位3か国に入れば6大会連続出場が決定。しかし、この日の敗戦で中国がアジアトップの6位、日本は7位に転落した。

 日本は15日にセルビア、16日に米国と対戦。両国ともすでに五輪切符を持つ。まだ優位な状況は変わらないが、指揮官も「気持ちを切り替え、次に臨みたい」と前を向いた。(THE ANSWER編集部)

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