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女子バレー日本、世界女王セルビア撃破! 主力不在の相手も3-0完勝…1日遅れのパリ五輪出場セレモニーで歓喜【ネーションズリーグ】

THE ANSWER / 2024年6月15日 20時39分

セルビア戦でストレート勝利した日本代表【写真:VNL提供】

■買取大吉 バレーボールネーションズリーグ2024福岡大会

 バレーボールネーションズリーグ(VNL)2024福岡大会は15日、北九州市の西日本総合展示場で女子第3週が行われ、世界ランク7位の日本は同9位セルビアに3-0(25-22、25-18、25-15)のストレートで完勝した。大会通算8勝3敗。両国ともすでにパリ五輪出場が決定済み。世界ランク5位以内に入れば五輪の組み合わせで優位になる可能性があるため、重要な一戦を制した。

 第1セット(S)、日本は先制を許したが、石川真佑、主将の古賀紗理那のスパイクで連続得点。身長184センチの荒木彩花の1枚ブロックも炸裂した。先に20点台に入った日本。セット終盤に取り切ることを課題としていたが、21-20から古賀のスパイク、フェイントなどで得点を重ね、25-22で競り勝った。

 第2Sも古賀と石川の二枚看板が強打を連発。特に石川は13日のカナダ戦第2Sに交代以降、出番がなかっただけに鬱憤を晴らすプレーぶりだった。4-2にレフトからスパイクを決めると、立て続けにサービスエース。主導権を握り、中盤は一時8点差をつけるなど圧倒した。17-9から4連続失点したが、山田二千華の速攻などで突き放す。19-16から石川の連続スパイクでリードを広げ、25-18で取り切った。

 第3Sもセッター岩崎こよみがアタッカー陣を効果的に使い、4-3から石川がバックアタック。レフトからも突き刺し、客席の金色スティックバルーンを揺らした。相手ブロックの意識が石川に寄ったところで古賀がバックアタック。宮部藍梨も加わり、リードを広げていった。最後は古賀がレフトから打ちぬいて勝負あり。チーム全員で輪をつくり、大歓声を浴びた。試合後にはパリ五輪出場決定のセレモニーが行われ、古賀らが記念キャップを被って歓喜の記念撮影を行った。

 セルビアは2022年に世界選手権を連覇した強豪国。今大会は主力を派遣しておらず、試合ごとに変動する世界ランクを9位まで落としていた。

 福岡ラウンド終了時の世界ランクが五輪の組み合わせに大きく影響する。五輪は4チーム×3組に別れ、各組上位2チームと3位のうち上位2チームの計8チームが決勝トーナメントに進出する。開催国フランスがA組、世界ランク1位がB組、同2位がC組。以降9チームは世界ランク上位から3チームずつの3つのポットに別れ、3~5位が第2ポット、6~8位が第3ポット、9~11位が第4ポットになる。

 女子は19日に抽選が行われ、それぞれのポットからA~C組に入るチームを決定。世界ランク5位以内に入れば優位な立場になるため、日本はこの日のセルビア戦、16日の米国戦も五輪に向けて意味合いを持つ試合となる。

 日本は五輪出場権のない国のうち世界ランク上位3か国に入ることが決まり、6大会連続で五輪切符を掴んだことが14日に発表された。タイ開催のVNLファイナルラウンドは、20日から予選上位7か国と開催国の8チームで争われる。(THE ANSWER編集部)

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