30連勝デービスに崩落KO負け「あのパンチは見えなかった」 無敗の挑戦者マーティン脱帽
THE ANSWER / 2024年6月17日 6時13分
■WBA世界ライト級タイトルマッチ
ボクシングのWBA世界ライト級タイトルマッチが15日(日本時間16日)、米ラスベガスで開催され、王者ガーボンタ・デービスが同級2位のフランク・マーティン(ともに米国)に8回KO勝ち。無敗同士の対戦でデビュー30連勝をマークし、観客を沸かせた。敗れたマーティンは「あのパンチは見えなかった」と崩落の場面を振り返った。戦績はデービスが30勝(28KO)、マーティンが18勝(12KO)1敗。
初回から緊迫した打ち合いを見せた2人。3回終了時には何か言い合う場面もあった。決着は8回だ。デービスがコーナーに追い詰めたところから猛打を浴びせ、左アッパーでふらつかせる。最後は追撃の左フック。ダウンしたマーティンは立ち上がることができず、デービスがKO勝ちで無敗をキープした。
マーティンはデビュー19戦目で初黒星。リングインタビューでは「試合をコントロールできていると思っていた。でもロープを背負って徐々に展開が変わって自分の動きができなくなっていった。動きが止まるとああいうことになる」と悔しげに振り返った。「前半はいい展開だったけど、相手のプレッシャーを和らげるにはどうすべきか、動きすぎるのもよくない。考えすぎた」と敗因を分析した。
映像を見返しながら、自身が崩れ落ちた場面にも言及。「あのパンチは見えなかった。あれが来るというのはわからなかった。下から当てられて、その後はもう見えなかった」と脱帽せざるを得なかった。米専門誌「ザ・リング」のシニアライター、ジェイク・ドノバン記者も自身のXで「残酷な左。左アッパーが彼を動揺させ、あごを横から捉えた凶暴な左がショーを締めくくった」と称賛した。
“タンク”の愛称で高い人気を誇る3階級制覇王者のデービス。全17階級あるボクサーの実力を比較し、体重差がなかった場合の最強選手をランキング化した「パウンド・フォー・パウンド(PFP)」で上位に推すファンも多い。(THE ANSWER編集部)
外部リンク
この記事に関連するニュース
-
30連勝デービスと戦えば「インターネットを破壊」 米メディアが非現実的な1人+リアルな3人列挙
THE ANSWER / 2024年6月16日 19時33分
-
30勝無敗、KO率93%「マジでこいつ化け物すぎる」 王者デービスに日本人も震撼「破壊力ヤバ」
THE ANSWER / 2024年6月16日 15時17分
-
30連勝デービス、戦慄の8回KO劇に全米興奮 左→左で相手は大の字「残酷」「これはクレイジー」
THE ANSWER / 2024年6月16日 13時34分
-
デービス衝撃8回KO、デビュー30連勝! 無敗対決に勝利、左被弾でマーティンは立ち上がれず
THE ANSWER / 2024年6月16日 13時12分
-
井上尚弥はライト級王者デービスと対戦する度胸あるか? 戦える体格あるが...「勇気は別問題」米メディア報道
J-CASTニュース / 2024年6月13日 12時0分
ランキング
-
1【巨人】「若い選手見習った方がいい。なんとかしようと思っているのが見える」阿部監督、V打の山崎伊を絶賛…一問一答
スポーツ報知 / 2024年6月25日 21時29分
-
2大谷あるぞ三冠王! 不動の1番ベッツの故障離脱は「むしろプラス」の意外な理由
日刊ゲンダイDIGITAL / 2024年6月25日 11時47分
-
3「デカすぎんだろ」 身長220cmの17歳・中国バスケ女子に日本人唖然「脅威すぎないか…」
THE ANSWER / 2024年6月26日 7時13分
-
424号・大谷翔平が69年ぶり偉業 到達した「9」を米メディア報道「LAドジャースの新記録だ」
THE ANSWER / 2024年6月26日 10時2分
-
5巨人・松原聖弥と西武・若林楽人が電撃トレード ともに俊足巧打の外野手...得したのはどちらの球団か
J-CASTニュース / 2024年6月25日 15時24分
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
![](/pc/img/mission/mission_close_icon.png)
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
![](/pc/img/mission/point-loading.png)
エラーが発生しました
ページを再読み込みして
ください
![](/pc/img/mission/mission_close_icon.png)