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女子バレー日本に完敗中国が虎視眈々 母国メディア「主力は福建省の訓練基地で合宿に入った」

THE ANSWER / 2024年6月21日 5時43分

バレー女子日本代表【写真:VNL提供】

■ネーションズリーグ、日本が3-0で準決勝進出

 バレーボールのネーションズリーグ(VNL)女子ファイナルラウンド準々決勝が20日、タイで行われ、日本が中国に3-0(25-21、25-21、25-22)で勝利した。パリ五輪出場権を持つ国同士の一戦を制し、準決勝に進出。しかし、主力をメンバー登録しなかった中国のメディアも「主力選手はすでに福建省の訓練基地に戻り、パリ五輪に備えて合宿に入った」と虎視眈々と報じている。

 中国メディア「澎湃新聞」は母国の敗退を報道。「予選ラウンドで、中国女子は12試合を9勝3敗で終えた。とりわけ最後の香港ラウンドでは4戦4勝の好成績を挙げ、最終的に4位の成績で決勝ラウンドに進み、パリ五輪出場資格も獲得した」と好調を紹介しながら、こう続けた。

「しかし、主力選手をパリ五輪前に休養させること、また主力以外の陣容を鍛えることを目的として、中国女子代表は決勝ラウンドに全主力の陣容で臨むことはなかった」

 予選ラウンドまでの世界ランクが五輪1次リーグの組み合わせに影響するため、予選ラウンドに力を入れる国が多かった。しかし、中国は今大会決勝ラウンドで“温存策”に出たという。「予選ラウンド終了後、中国女子代表の大部分の主力選手はすでに福建省の訓練基地に戻り、パリ五輪に備えて合宿に入った」と不敵に報じた。

 記事によると、蔡斌総監督は「主力は帰国して調整し、若い選手をハイレベルの試合で鍛える。これは、パリ五輪に備えた措置だ」と明言。「五輪までにまだ1か月の準備期間があるため、中国に戻って見つかった問題を早急に解決する必要がある」と述べたという。さらに「バンコクのファイナルラウンドに出場する中国女子代表は、助監督の袁志が率いている」としている。

 高い強度で戦い、チーム力を高めていく日本と異なる策。五輪へ向かう各国が慎重に調整を進めているようだ。(THE ANSWER編集部)

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