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井上尚弥に「その日が来たら、勝つよ」 1階級上の24戦無敗王者は自信満々「彼と戦えば…」

THE ANSWER / 2024年6月21日 13時33分

井上尚弥【写真:荒川祐史】

■ラファエル・エスピノサが「夢」告白

 ボクシングの世界スーパーバンタム級4団体統一王者・井上尚弥(大橋)との対戦をWBO世界フェザー級王者ラファエル・エスピノサ(メキシコ)が希望している。米専門メディアに「夢」を告白。米興行大手・トップランク社の最高執行責任者(COO)は「絶対にないとは言えない」と語っている。

 米専門メディア「ワールド・ボクシング・ニュース」は「ラファエル・エスピノサは『夢の』ナオヤ・イノウエ戦を求める『勝つよ』」との見出しで記事を掲載。エスピノサは井上との対戦を「夢」だとし、「僕の夢はパウンド・フォー・パウンドのファイターになることだ。そして彼と戦えば、そこに到達できると思う。その日が来たら、勝つよ」と自信をみなぎらせた。

 30歳のエスピノサは21日(日本時間22日)に米ラスベガスでセルヒオ・チリノ・サンチェス(メキシコ)との初防衛戦に臨む。戦績は24勝(20KO)無敗。昨年12月に当時WBO同級王者だったロベイシ・ラミレス(キューバ)に判定勝ちし王座を獲得した。ラミレスは「トレイン」の愛称があり、昨年7月の清水聡(大橋)とのタイトルマッチでは、パンツに「電車」と漢字で書かれていたことがファンの間で話題となった。

 記事によると、同メディアはトップランク社のブラッドリー・ジェイコブCOOに、将来のエスピノサ―井上戦の実現可能性はあるのか直撃。「何が起こるかを推測することはとても難しい。でも絶対にないとは言えないね」と説明。「イノウエと戦いたいボクサーが山のようにいるのは知っている。なぜかはわからないけど。私ならイノウエとなんて戦いたくないよ!」井上の無敵さを強調しつつ「いずれにせよ、可能性としてはある」と語っていた。

 当面、井上は適正階級のスーパーバンタム級で戦う方針。しかし、海外からは1つ上のフェザー級で対戦を求める選手が多く、練習を再開した5月29日に「スーパーバンタム級に敵がいないから階級を上げろというのはおかしい話だし、やりたいんだったら『お前らが下げてこい』という話」と語っていた。(THE ANSWER編集部)

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