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女子ゴルフ47歳不動裕理が12位浮上 後輩からも「凄い、尊敬する」生涯獲得賞金1位の更新は「可能な限り」

THE ANSWER / 2024年6月23日 17時2分

アース・モンダミンカップに参戦している不動裕理【写真:Getty Images】

■アース・モンダミンカップ第4日 降雨で最終Rは月曜日

 女子ゴルフ国内ツアーのアース・モンダミンカップ第4日が23日、千葉・カメリアヒルズCC(6688ヤード、パー72)で開催された。降雨によるコースコンディション不良のため第3ラウンド(R)開始が午後1時に変更され、前日未消化分の第3Rのみを実施。明日24日、大会4年ぶりに「月曜最終R」を行うことになった。その状況下、元賞金女王、永久シードで47歳の不動裕理は残り6ホールを2バーディー、ボギーなしで乗り切り、第3Rは70。通算4アンダーとし、12位で最終日を迎える。前日に2年ぶりの予選通過を決めたレジェンドが、2017年のアース・モンダミンカップ以来7年ぶりのトップ10入りを狙う。

 最終18番パー4。1メートルのパーパットを決めた不動が安堵の笑みを浮かべた。同組で回った24歳の大林奈央、21歳の仁井優花とハグ。雨の中で見守ったギャラリーからは「不動さん、ナイスプレー」の声が飛び、38歳で別組の藤田さいきには「不動さん、すごい。尊敬する」と言わしめた。

 この日は午前7時開始予定だったが、降雨のために午後1時からの開始。選手たちはいったんコース入りした後、宿舎に引き返して時間を過ごす事態になった。それでも、不動は動じずにプレー。ラウンド後は「ショートパットが入るようになって、ライン読みが安定してきました。入らないと読みにも自信がなくなるのですが、この3日間はパットが良かったですね」と振り返った。

 不動は永久シード選手ゆえに、自分のペースで試合出場を重ねているが、予選通過は2022年10月の富士通レディース(17位)から遠ざかっていた。しかし、今大会では第2R終了時でドライバー平均飛距離235.75ヤードを記録。同組の2人も大差はつけられていなかった。「ドライバーを替えて、良くなりましたね」。月曜日最終Rの長丁場についても「これが終われば1か月間、(試合が)休みですし、予選を通ったら全て受け入れられます」と前向きにとらえていた。

 この状態の良さから、2017年6月のアース・モンダミンカップ(5位)以来、7年ぶりのトップ10入りも期待されるが、レジェンドは「まだ、パッティングが3日間良かっただけなんで、小さな目標から頑張ります」と冷静。とはいえ、7年前の同じコースでの開催で最終日には65をマークしている。ツアー通算50勝、生涯賞金ランキング1位(13億7029万2382円)の不動は、得意コースでツアー史上最高、賞金総額3億円大会で「可能な限り」の生涯賞金上積みを目指す。(THE ANSWER編集部・柳田 通斉 / Michinari Yanagida)

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