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「朝の練習はあくびが止まらず…」 V賞金5400万円へ、小祝さくらがマイペースの6打差独走

THE ANSWER / 2024年6月23日 17時53分

小祝さくら【写真:Getty Images】

■アース・モンダミンカップ第4日、降雨で最終Rは月曜開催

 女子ゴルフの国内ツアー、アース・モンダミンカップ第4日が23日、千葉・カメリアヒルズCC(6688ヤード、パー72)で開催された。降雨によるコース状態不良のため、前日未消化分の第3ラウンド(R)のみを午後1時から開始。大会4年ぶりの「月曜最終R」となった。小祝さくら(ニトリ)は第3R残り11ホールを4バーディー、ボギーなしで乗り切り、第3Rを65でフィニッシュ。通算15アンダーで2位に6打差と独走した。

 スタートホールの8番パー5。小祝は残り75ヤードのラフから58度ウェッジで放った第3打を1メートルにつけ、楽々とバーディーを奪った。前日の7番パー4までに3バーディー。一夜明けて独り旅が始まった。「ティーショットが良かったですね。アイアンショットはミスもありましたが、パットの調子がいい感じなので、そこは自信を持ってやっています」と振り返った。

 アイアンショットでグリーンを外すホールもあったが、巧みなアプローチとパットを披露。隙のないプレーで2位以下に追走を許さなかった。ただ、前日のホールアウト後から「バタバタでした」と表現した。日没サスペンデッドでコースを離れたのは午後7時30分頃。食事、ケアなどして就寝は同10時。この日は午前7時スタートを想定して午前3時に起床、同4時30分にコース入りした。

「もっと寝たかったですし、朝の練習ではあくびが止まりませんでした」

■度重なる時間変更中、渋野日向子ら海外メジャーをチェック

 最終Rまでの消化を想定して打撃練習は、全選手が「20球」に制限されていた。しかし、打ち終わった頃にスタートが同8時に変更。その後、午後1時に。大半の選手が宿舎に戻ったが、小祝はコースに居続けた。「足のケアとかをしていました。風呂場に行って寝たりとかも」

 スマートホンで海外メジャー・KPMG全米女子プロ選手権の速報も見ていた。山下美夢有が2位、渋野日向子が5位で第3Rを終え「美夢有ちゃん、すごい。シブコも」と喜んだ。もっとも、3週前の全米女子オープンを9位で終えた小祝自身も、出場権は持っていた。

 ただ、本人は無関心で「出る気は全くなかったので、知りませんでした」「やっぱり海外に行くのはしんどいです。全米女子オープンはうまくいきましたが、私は日本でやるのがいいです」と“国内ファースト”を言い続けた。

 2位に6打差をつけたが、「最後までどうなるかわからない。このコースはティーショットがカギになるので、そこの集中力は最後まで続けたいです」と気を引き締めた。実行できれば、今季2勝目、通算11勝目、ツアー史上最高額の優勝賞金5400万円が近づいてくる。(THE ANSWER編集部・柳田 通斉 / Michinari Yanagida)

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