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大谷翔平以外も相次いだ疑惑の判定 思わず漏れた「Oh no…」敵味方なく実況席唖然とした1球

THE ANSWER / 2024年6月29日 14時15分

敵地ジャイアンツ戦に「1番・指名打者」で出場したドジャースの大谷翔平【写真:ロイター】

■ドジャース―ジャイアンツ戦は微妙な判定が連発

 米大リーグのドジャース・大谷翔平投手は28日(日本時間29日)、敵地ジャイアンツ戦に「1番・指名打者」で出場し、3打数1安打。3戦連発はならず、チームは3-5でサヨナラ負けを喫した。大谷は第1、2打席でボール球に思える球をストライクとされる厳しい判定があったが、この試合は同様の場面が相次いだ。

 第1打席、大谷は右腕ウェブに2球で追い込まれると、続く外角への3球目の速球を見逃した。ただ、これがストライクの判定で見逃し三振に。判定に驚いたジャスチャーを取った大谷。敵地の米カリフォルニア州地元局「NBCスポーツ・ベイエリア」の中継画面も1ボール、2ストライクと表示されたほどだった。実況のデュアン・カイパー氏は「1ボール2ストライクになりました……と思ったら、三振です」と一度はボールと説明し、即座に訂正。解説者のマイク・クルーコウ氏は「エドウィン・ヒメネスは広めにストライクをとる球審ですが、それをたった今、証明しました。これは際どくすらなかったですよ」と斬り捨てた。

 大谷の場面に限らず、この試合はドジャース、ジャイアンツを問わず、微妙な判定が目立った。特にジャイアンツ攻撃の5回先頭、6番コンフォートはカウント0-2から高めにすっぽ抜けた球を見送ったが、ストライクの判定で見逃し三振に。

 この場面には前述のカイパー氏が「Wow!」と驚きの声を上げ、解説のクルーコウ氏も「ナックにとって7奪三振目です。これはボールですね。かなり外れています」とやや呆れ気味に語った。ドジャースの地元中継局の「スポーツネット・ロサンゼルス」実況席もジョー・デイビス氏は「なんてことだ、ストライクゾーンの上のチェンジアップで三振のコールだ」とドジャースがアウト1つを稼いだにも関わらず、正直に指摘。さらにリプレーを見ながら「Oh no…」とつぶやくと、解説のオーレル・ハーシュハイザー氏も「審判のレベルは高くないようだね」と語った。(THE ANSWER編集部)

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