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八村塁が「いま平成何年?って」 3年ぶり代表合流裏話に報道陣爆笑、富樫主将は「全員の名前を…」

THE ANSWER / 2024年6月30日 7時13分

取材に応じた日本代表の八村塁【写真:編集部】

■第3次強化合宿公開練習

 男子バスケットボールの世界ランク26位・日本代表は7月5、7日、東京・有明アリーナで同50位の韓国との国際強化試合に臨む。6月29日は味の素ナショナルトレーニングセンター(NTC)でこの日から始まった第3次強化合宿の一部を報道陣に公開。米プロバスケットボール(NBA)レイカーズの八村塁が約3年ぶりに合流した。主将の富樫勇樹は八村の“浦島太郎”ぶりがわかる秘話を明かした。

 公開された10分間の練習では八村の姿はなかったが、囲み取材の場には充実した表情で登場した。代表は21年東京五輪以来、約3年ぶり。「また帰って来られて嬉しい。今まで一緒にやったことないメンバーともできることが凄く楽しみ」と笑顔を浮かべた。「オリンピックの舞台に戻れることは光栄だし、楽しみ。思い切ってやっていきたい」。力強く意気込んだ。

 前回の五輪は3戦全敗に終わった。「全然いい結果が出なかったので、次はどれだけ僕たちが成長しているかをオリンピックで見せられたら」。目指すは史上初のベスト8進出だ。東京五輪後に就任したトム・ホーバス監督体制では初の代表。「彼がやるバスケは僕にも合っている。僕のオールラウンダーなプレーが発揮しやすいようなプレースタイル」と適応に自信を覗かせた。

 東京五輪でもチームメートだった主将の富樫は「何人かは塁と一緒にやってきているが、半分以上会ったこともない選手が多い。まだまだ時間はかかるかと思う。塁が全員の名前を覚えるところから始まる」と八村合流後の雰囲気を説明する。3年ぶりの参加となる八村とどんなコミュニケーションを取ったか記者に尋ねられると、富樫は「良い質問ですね」とニヤリとした後、こう切り出した。

「多分彼、本当に久しぶりの日本だと思う。トレーナー陣に挨拶して、最初に言った言葉が『いまって平成何年ですか?』って。それでわかっていただけると思います」

 八村の“浦島太郎”ぶりがわかるエピソードに報道陣も爆笑だった。パリ五輪まで約1か月。新たな仲間とのコミュニケーションが重要になるが、八村は「若い選手が増えて、以前は僕が一番年下だったが上の方になってきた。年下の人たちが上がってきた。そういう子たちに僕も影響を与えられたら。その中でチームとしても上がっていけると思っている」と先輩としての責任感を口にした。

 日本代表は7月5、7日に同50位の韓国代表を有明アリーナに迎え、パリ五輪に向けた国内最後の国際強化試合を行う。五輪の男子バスケは7月27日に開幕し、日本は開催国のフランス、W杯を制したドイツと同じB組。同組残り1枠には、同2日からラトビアで開催される最終予選を制したチームが入る。(THE ANSWER編集部・鉾久 真大 / Masahiro-Muku)

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