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女子バレー日本、五輪代表12人決定 古賀紗理那「いろんな気持ちを背負って」落選組に想い滲ませる

THE ANSWER / 2024年7月1日 10時53分

テレビ取材にこたえる女子バレー日本代表の古賀紗理奈【写真:中戸川知世】

■都内で会見

 日本バレーボール協会は1日、東京・味の素ナショナルトレーニングセンターで会見を開き、パリ五輪の出場内定選手12人を発表した。主将でエースの古賀紗理那らが選出。女子代表チームは10日まで国内合宿を行い、フランスでの事前合宿を経て28日の開幕ポーランド戦に臨む予定。銅メダルだった12年ロンドン大会以来、3大会&12年ぶりのメダルを狙う。

 主将の古賀は囲み取材に応じ、「最終的に12名が選考されて、今シーズンからずっとみんなで戦ってきて最後に絞られたけど、選考されたメンバーがいろんな気持ちを背負って、合宿からやっていきたい」と落選組に想いを滲ませ、気合いを込めた。銀メダルを獲得したネーションズリーグ(NL)組からは黒後愛と渡邊彩が外れた。その大会を振り返り、「大会を通して成長できたし、ファイナルまで進めたのは個人としてもチームとしても自信になった」と語った。

 パリ五輪の女子バレーボール競技は今月28日からフランス・パリ南アリーナ1で行われる。出場12チームが4チームずつA、B、Cの3組に分かれてリーグ戦を行う。世界ランキング7位の日本は、予選ラウンドB組で同1位のブラジル、同4位ポーランド、同20位ケニアと対戦。予選ラウンド各組での成績に基づき、上位8チームが準々決勝に進出する。

 リーグ戦で当たる対戦国については「ポーランドは予選で0-3で負けている。高さもあり、個もある。そこでも勝って行かないといけない。強いチームばかり。対戦相手に合わせた戦術をしっかりと選手、スタッフで話し合い、試合中も変化しながら戦いたい」と話した。「再集合して選手、スタッフで『パリ五輪、メダル獲得する』と胸を張って言っていこうといっている。絶対に大変だけど、自分たちの目標を口に出すことは大事。しっかり準備して戦いたい」と意気込んだ。(THE ANSWER編集部)

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