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「交代も入れてリベロ3人」注目された女子バレー日本+1枠選考の理由 「最強の13人目は彼女しかいない」監督説明

THE ANSWER / 2024年7月1日 11時20分

記者会見を行った女子バレー日本代表の眞鍋監督【写真:中戸川知世】

■都内で会見

 日本バレーボール協会は1日、東京・味の素ナショナルトレーニングセンターで会見を開き、パリ五輪の出場内定選手12人を発表した。主将でエースの古賀紗理那らが選出。女子代表チームは10日まで国内合宿を行い、フランスでの事前合宿を経て28日の開幕ポーランド戦に臨む予定。銅メダルだった12年ロンドン大会以来、3大会&12年ぶりのメダルを狙う。

 リザーブメンバーに選ばれたのはリベロの山岸あかね。リベロには福留慧美、小島満菜美の2人が選出されており、ネット上では「交代選手がMB、OHじゃないのは意外すぎた」「交替も入れてリベロ3人連れてくのか」「リザーブの山岸さんは予想外だったわ」「やっぱり山岸選手の存在の大きさよ!」など注目の声が上がったが、発表後に行われた会見で眞鍋監督は自ら交代選手に山岸を選んだ理由を語った。

「前提条件として、万が一、選手に不測の事態が起きた場合は7月26日まではロングリスト24人から入れ替えが可能である。また、五輪は今大会からバレーボールは最大6試合に減った」と大会レギュレーションに触れた上で「どのポジションも欠けるリスクはあるが、交代選手は1枠のみ。ネーションズリーグと異なり、交代選手を一度入れると元に戻すことができない」とも語った。

「13番目の交代枠が、最も効果的になる方法をスタッフ選手と検討して、日本チームにとって最強の13人目は山岸しかいないという結論になった。彼女の見えない力は、日本が結束して目標達成のために必要なワンピースである」と説明。「ここ数年一緒に練習、試合、合宿を行ってきたが、選手もスタッフも感じているが、献身的にチームのために働いてくれる。13枠の1枠はかなり大きな影響力がある。そこには山岸しかいない」と信頼を強調した。(THE ANSWER編集部)

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