女子バスケ表彰式の違和感に日本人驚き「縮尺を破壊」「この身長差」 原因は220cmの中国選手

豪州との決勝で42得点を挙げた中国のチャン・ツーユウ（赤19番）【写真：Getty Images】

■「FIBA U18 女子アジアカップ2024」で田中こころがベスト5に

　バスケットボールの「FIBA U18 女子アジアカップ2024」が30日まで中国・深センで開催され、オーストラリア代表が優勝し、日本代表は銅メダルを獲得した。24-25シーズンからENEOSに入団する田中こころ（18歳）が大会ベスト5に選出。表彰式では身長220センチの中国人センター、チャン・ツーユウらと並んだ。画像が公開されると、ファンからは48センチの身長差に驚く声が上がっている。

　頭のてっぺんが肩にも届いていなかった。大会2位となる1試合平均19得点をマークし、ベスト5に選ばれた田中。トロフィーを手に笑顔をカメラに向けた。一緒に並んだのは優勝した豪州のララ・ソムファイ、サフロン・シールズ、そして中国のシュ・ペイリンとチャン・ツーユウだった。身長172センチの田中はベスト5の中では一番背が低く、チャン・ツーユウとは実に48センチ差だ。

　その差は一目瞭然。FIBA公式のユース専門Xアカウント「ネクストジェン・フープス」が「将来のスターたち」と記して表彰式の写真を公開すると、違和感満載の光景に日本人ファンから驚きの声が上がった。

「田中こころ選手おめでとうございます！！！　にしても身長、チャン・ツーユウは別格としても他ともこれだけ違うのか」
「こうして並んでみると、頭のてっぺんと肩の位置が同じだとわかるね」
「中国のMVPが縮尺を破壊にかかってるけど、一番小さい田中さんで172cm、オーストラリアの美女シールズさんで188cmもあるのよね。日本代表はよくぞ3位を勝ち取りました」
「170cmで190cmの相手と戦っても中々崩せないのに、この身長差で戦わないといけない選手達はとにかく頑張って欲しいという切実な想い」

表彰式で並んだ田中こころ（一番左）とチャン・ツーユウ（一番右）【写真：（C）FIBA】

　チャン・ツーユウは大会最多の1試合平均35得点、12.8リバウンドを記録してMVPにも選出された。グループリーグ日本戦では大会記録となる1試合44得点で97-81の勝利に貢献。79-96で敗れた決勝の豪州戦でも42得点14リバウンドと大暴れだった。まだ17歳で今回が代表デビューだったが、世界に大きなインパクトを残した。（THE ANSWER編集部）