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大谷もヘロヘロになった過去 MLB選手が指摘した「ありえないペース」HR競争ルール変更の理由

THE ANSWER / 2024年7月2日 13時33分

ドジャースの大谷翔平【写真:ロイター】

■「ESPN」が伝えた本塁打競争のルール変更…球数を減らす方向に

 米大リーグのオールスターゲームが16日(日本時間17日)に米テキサス州アーリントンで開催される。その前日となる15日(同16日)に行われるのが名物のホームランダービーだ。今季からはルールが大幅に変わると米スポーツ専門局「ESPN」が報道。その裏には過去の参加者からの“訴え”もあるようだ。

「ホームランダービーのルール変更。猛烈に速いペースを抑える狙い」という見出しの記事は「2024年のホームランダービーのルールが大幅に変更され、過去の参加者から懸念された慌ただしいペースを軽減するための変更も加えられた」と伝えている。

 新ルールは1回戦に8人が参加し、上位4人が準決勝へ。同点の場合は延長戦ではなく、本塁打の最長飛距離が大きいほうを勝ち抜きとする。準決勝も含め1ラウンド3分、40球までに制限され、1回タイムアウトを取れる。決勝は1ラウンド2分で27球までに制限。ここでも1回のタイムアウトがある。

 狙いは選手の負担軽減だ。2015年にホームランダービーは“時間制”に移行しており、記事は「バッターとピッチャーができるだけ多くのスイングをこなそうとする競争に移行してしまった。昨年のダービーでは、参加者全員が1ラウンド平均43スイング以上を記録した」と、内容の変化を指摘している。

 さらに「過去の参加者の中には、このイベントがいかに疲れるものであるかを語り、また打撃練習では通常ありえない速いペースであるため、怪我のリスクが高まると内心心配している者もいた」と、選手の間でも肉体的な負担の強さが不安視されていたと伝えている。

 ドジャースの大谷翔平投手はエンゼルス時代の2021年、旧ルールの下でのホームランダービーに参加。1回戦でフアン・ソト外野手(当時ナショナルズ、現ヤンキース)に敗れ姿を消した。ただ合計68スイングで28発。本数が並んでから1分間の延長戦ではさすがにヘロヘロで、花巻東高の先輩にあたる菊池雄星投手がドリンクを渡して援護する場面もあった。

 大谷はその後ホームランダービーに出場していないが、今夏はまだ出場可否を明らかにしていない。出場すれば日米の熱視線を集めることは間違いなく、選択が注目される。(THE ANSWER編集部)

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