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国内男子ゴルフで「短パン」初容認 熱中症対策で8月限定 “炎天下でも長ズボン”の常識から柔軟化

THE ANSWER / 2024年7月2日 19時16分

全米オープン練習ラウンドを短パンでプレーする石川遼【写真:Getty Images】

■横浜ミナトChampionshipから「8月限定で」

 ゴルフの国内男子ツアー・横浜ミナトChampionship~Fujiki Centennial~(8月8日開幕、横浜CC)の記者発表会が2日、横浜市の横浜CCで行われ、大会側が同ツアーの本戦で初めて選手のショートパンツ(短パン)着用を認めると発表した。

 発表によると、短パン容認は「昨今の温暖化による気温の上昇、熱中症対策の一環として検討を重ねた結果」で、同ツアーを運営するJGTO(日本ゴルフツアー機構)は「8月の試合に限定して容認」としており、次戦のSansan KBCオーガスタ(8月22~25日、福岡・芥屋GC)でも短パンでのプレーが可能になる。

 ゴルフは「紳士のスポーツ」とされてきた歴史から、男子のプロトーナメントでは炎天下でも長ズボンでのプレーが常識だった。しかし、2020年から欧州ツアー開幕戦を皮切りに短パン着用が容認され、22年9月からはリブゴルフでも認められている。そして、国内男子ツアーを含めて大半のツアーが練習日での短パン着用を認めるようになり、日本では8月の初戦となる今大会が本戦での初容認となった。

 この決定について、昨年に続いて大会アンバサダーを務める丸山茂樹は「僕は長ズボン派ですが、短パンを履くことで選手が心地よくプレーできることは間違いないので、スコアに影響することもあると思います」と歓迎した。

 短パンでのプレーはアマチュアゴルファーの中では一般的だが、一部の名門コースでは「短パン着用ならハイソックス」のドレスコードを設定しているが、JGTOは「ソックスは自由です。ただし、シャツは短パンの中にインの状態で」としている。


横浜ミナトChampionshipの記者会見に参加した丸山茂樹(左)と藤木企業株式会社の藤木幸吉社長【写真:編集部】

 なお、今大会は横浜市で港湾事業を展開する藤木企業株式会社が主催しており、昨年大会に続いて2回目。今年は賞金総額が2000万円増額され、優勝賞金は2400万円に設定されている。(THE ANSWER編集部)

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