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21歳川崎春花、2年ぶり復活V&ツアー3勝目! 「ダイヤモンド世代」同期3人の最終組V争いで逃げ切る

THE ANSWER / 2024年7月7日 15時3分

ミネベアミツミレディス最終ラウンドでプレーする川崎春花【写真:Getty Images】

■ミネベアミツミレディス

 女子ゴルフの国内ツアー・ミネベアミツミレディス(北海道・真駒内CC空沼C、6667ヤード、パー72)は7日、最終ラウンドが行われ、首位で出た21歳・川崎春花(村田製作所)が4バーディー、1ボギーの69で回り、通算18アンダー。2位に4打差をつけて逃げ切り、2年ぶりツアー3勝目を達成した。

 北の大地で完全復活を印象づけた。2位に4打差をつけて迎えた最終日。「ダイヤモンド世代」と呼ばれる2003年度生まれの同期・櫻井心那、尾関彩美悠と最終組に入った川崎は、1番パー4でいきなり今大会初ボギーを叩いたが、動じない。5番パー3でバーディーを奪うと、9番パー4でも1つ伸ばしてサンデーバックナインへ。12番パー5でもバーディーを奪うなど、最後まで安定したゴルフ。18番のウイニングパットを沈めると、同組2人とハグを交わして笑みをこぼした。

 京都出身の川崎は19歳だった2022年9月の日本女子プロ選手権コニカミノルタ杯で予選会から出場し、ツアー初優勝&メジャー制覇を達成。翌10月のマスターズGCレディースも制し、一躍、女子ゴルフ界のシンデレラガールとなったが、昨年はトップ10わずか3度と苦戦。今年も予選落ち7度と苦しんでいたが、6月のニチレイレディスで5位に入り、上昇気配に。今大会は隙のないゴルフで2年ぶりの歓喜を掴んだ。

 川崎と同組だった櫻井が通算14アンダーで2位、尾関が通算13アンダーで3位に。岩井千怜が通算12アンダーで4位、今大会ホールインワンを達成した堀琴音が通算11アンダーで5位だった。(THE ANSWER編集部)

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