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3年ぶり日本代表の八村塁は「あの時と全然違う」 技術委員長が成長に驚愕「心配することない」

THE ANSWER / 2024年7月10日 19時26分

記者会見で意気込みを語る八村塁【写真:矢口亨】

■東野智弥技術委員長が絶賛

 日本バスケットボール協会(JBA)は10日、東京・味の素ナショナルトレーニングセンター(NTC)で5人制バスケ男子日本代表チームの記者会見を行った。三屋裕子会長、東野智弥技術委員長、トム・ホーバス監督、そして8日に発表された代表メンバー12人が登壇。3年ぶりの代表となった米プロバスケットボール(NBA)レイカーズの八村塁の変化を、東野技術委員長が語った。

 八村の表情は自信に満ちていた。東京五輪以来、3年ぶりの代表復帰。「米国、NBAでやってきた経験をチームメート、日本のみなさんに見せたい。プレーで引っ張っていきたい」と意気込んだ。6月26日に帰国し、28日からチームに合流。韓国との強化試合はコンディショニング調整を優先し欠場しており、今の状態はベールに包まれている。ただ東野技術委員長は「関係性も凄くいい」とチームに溶け込みつつあると太鼓判を押した。

 NBA5季目の2023-24シーズンは名門レイカーズで先発の座を掴んだ。3年間での成長に東野技術委員長は「東京五輪と比べちゃダメだが、パフォーマンスが全然違う。当たりも違うし、ディフェンスのレベルも違うし、シュートもレベルが上がっている。自信も違う。八村の言葉を聞いても、あの時とは全然違う」と驚きを語った。

 ホーバス監督体制では初の代表。セットプレーなど覚えることは多いが、東野技術委員長は「ピックアップ(習得)が凄く速い。全然問題なくやる。コミュニケーションも心配することがない。すんなり入っていける」と八村の凄みを説明する。「彼が入るとパスが凄く回る」。その存在により、相手守備のマークが分散され、富永啓生らがシュートしやすくなるという相乗効果も期待できる。

 八村は19年のワールドカップ(W杯)、21年の東京五輪に出場したが、8戦全敗。3勝を挙げた昨夏のW杯は欠場していた。「三度目の正直という思いもあると思う」と東野技術委員長は代弁する。八村は「東京五輪では全部20点差で負けたり、やり切った感がなかった。終わった後、メンバーともう1回オリンピックに行こうという話をしていた。東京五輪の思いも含めてパリでは戦いたい」とリベンジを誓った。(THE ANSWER編集部・鉾久 真大 / Masahiro-Muku)

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