渋野日向子のパットに海外実況席が興奮 5秒の沈黙→「イエース！」海外ファンも「エクセレント」

エビアン選手権に参戦している渋野日向子【写真：Getty Images】

■海外女子メジャー・エビアン選手権

　海外女子メジャー第4戦・エビアン選手権が現地11日にフランス・エビアンリゾートGC（6527ヤード、パー71）で開幕し、渋野日向子（サントリー）は1バーディー、1ボギーのイーブンパーで52位発進した。全米女子プロゴルフ協会（LPGA）公式SNSは鮮やかに決めたバーディーパットをクローズアップ。海外ファンからは「エクセレント」といった反響が寄せられている。

　抜群のタッチだった。出だしから12番までパーを重ね、13番パー4で痛恨のボギーを打って迎えた渋野の14番パー3。ティーショットをピン横4メートルにつけると、バーディーパットをしっかり決めた。最後のひと転がりでカップに吸い込まれるジャストタッチで、鮮やかなバウンスバック。カップから丁寧にボールを拾い上げた。

　LPGA公式X（旧ツイッター）は「ヒナコ・シブノが距離があるところからバーディーを奪う」とつづって動画を公開。動画内の実況は「ヒナコ・シブノがバーディーへ…」と球筋を見守りながら5秒ほど沈黙。カップに吸い込まれると「イエース！　伸びていきました」と興奮した様子で伝えた。ファンからも「シブノ、コツコツ頑張り続けてくれ！」「エクセレント」といった声が上がっている。

　初日はパティ・タバタナキット（タイ）ら3人が7アンダーで首位発進。10人が出場している日本勢では古江彩佳（富士通）が6アンダーの4位と好スタートを切っている。（THE ANSWER編集部）