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9回に5点差追いつかれ大逆転負けドジャース ロバーツ監督は嘆き連発「お粗末だった」 大谷がMLB通算200号も

THE ANSWER / 2024年7月14日 5時59分

ドジャースのロバーツ監督【写真:ロイター】

■敵地タイガース戦

 米大リーグ・ドジャースの大谷翔平投手は13日(日本時間14日)、敵地タイガース戦に「1番・DH」で先発。第3打席に今季29号ソロを放ち、日本人初のメジャー通算200号に到達した。4打数2安打2打点の活躍もチームは9回に5点差を追いつかれ、延長10回に9-11で逆転負け。デーブ・ロバーツ監督も「これは私たちじゃない。起こらないことが今日起きてしまった」と悲痛な面持ちで語った。

 まさかの展開だった。9-4と5点リードで迎えた9回。この回から登板したバナスコが先頭から3連打を許し、9-6に。1死も奪えないまま無死二塁で守護神フィリップスと交代した。順調に2人を抑えたが、ケリーに左前適時打、キースに右翼越え2ランを浴び、あと1死で同点に追いつかれた。

 試合を中継した米カリフォルニア州地元放送局「スポーツネット・ロサンゼルス」によると、ドジャースが9回に5点差を追いつかれたのは2009年7月5日の敵地パドレス戦以来、実に15年ぶりだ。延長10回、ドジャースは1死満塁のチャンスを作るも、フリーマンが併殺打で万事休す。裏にエンゼルス時代に大谷の同僚だったウルシェラに左越え2ランを浴び、大逆転サヨナラ負けを喫した。

 同局は試合後、取材に応じるロバーツ監督の映像を公開。指揮官は「これは私たちじゃない。起こらないことが今日起きてしまった」と悲痛な面持ちで逆転負けを振り返った。「5点差があった。この試合に負けることに言い訳はできない。私たちはもっと良くならないといけない。お粗末だった」と嘆きは止まらなかった。

 大谷は初回の第1打席で右翼線への三塁打を放てば、5回の第3打席には右翼ポール際に飛び込む今季29号ソロ。日本人初のメジャー通算200号に到達した。8回の第5打席は四球で出塁し、今季23個目の盗塁も記録。4打数2安打1本塁打2打点3得点1盗塁の活躍も実らなかった。(THE ANSWER編集部)

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