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15年ぶり悪夢「酷い負け方だ」「悲惨」 ドジャース番記者がため息、あと1アウトから逆転負け

THE ANSWER / 2024年7月14日 7時13分

ドジャースのロバーツ監督【写真:Getty Images】

■敵地タイガース戦

 米大リーグ・ドジャースの大谷翔平投手は13日(日本時間14日)、敵地タイガース戦に「1番・DH」で先発。第3打席に今季29号ソロを放ち、日本人初のメジャー通算200号に到達した。4打数2安打2打点の活躍もチームは9回に5点差を追いつかれ、延長10回に9-11で逆転負け。米記者も「悲惨なエンディング」「酷い負け方だ」などと嘆いた。

 まさかの展開だった。9-4と5点リードで迎えた9回。この回から登板したバナスコが先頭から3連打を許し、9-6に。1死も奪えないまま無死二塁で守護神フィリップスと交代した。順調に2人を抑えたが、ケリーに左前適時打、キースに右越え2ランを浴び、あと1死で同点に追いつかれた。

 試合を中継した米カリフォルニア州地元放送局「スポーツネット・ロサンゼルス」によると、ドジャースが9回に5点差を追いつかれたのは2009年7月5日の敵地パドレス戦以来、実に15年ぶりだ。延長10回、ドジャースは1死満塁のチャンスを作るも、フリーマンが併殺打で万事休す。裏にエンゼルス時代に大谷の同僚だったウルシェラに左越え2ランを浴び、大逆転サヨナラ負けを喫した。

 米カリフォルニア州地元紙「ロサンゼルス・タイムズ」のジャック・ハリス記者は「ドジャースにとって悲惨なエンディング」などと自身のXに投稿。米放送局「NBCスポーツ」のマイケル・J・デュアルテ記者は「酷い負け方だ」と嘆いた。

 大谷は初回の第1打席で右翼線への三塁打を放てば、5回の第3打席には右翼ポール際に飛び込む今季29号ソロ。日本人初のメジャー通算200号に到達した。8回の第5打席は四球で出塁し、今季23個目の盗塁も記録。4打数2安打1本塁打2四球2打点3得点の活躍も実らなかった。(THE ANSWER編集部)

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