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古江彩佳メジャー初Vに日本人レジェンド感無量 「ボギーで優勝が遠のくかと…鳥肌が立った」

THE ANSWER / 2024年7月14日 23時26分

海外メジャー制覇の快挙を達成し、笑顔を見せる古江彩佳【写真:Getty Images】

■海外メジャー今季第4戦・エビアン選手権

 女子ゴルフの海外メジャー今季第4戦・エビアン選手権は14日、フランス・エビアンリゾートGC(6527ヤード、パー71)で最終ラウンド(R)が行われ、1打差の2位タイで出た古江彩佳(富士通)が通算19アンダーで樋口久子、渋野日向子、笹生優花に次ぐ日本勢4人目の海外メジャー制覇の快挙を達成した。

 首位のステファニー・キリアコウ(豪州)と1打差で追う古江とローレン・コフリン(米国)による最終組。古江は2、3番で連続バーディーを奪い、首位に並んだ。しかし、4番のボギー以降は我慢のゴルフ。12番パー4で3メートルのパーパットを逃し、首位コフリンと3打差をつけられた。ただ、14番から3連続バーディー。首位に1打差で肉薄した。

 17番で第2打のアプローチをキリアコウがミスショットしてボギー。古江はパーとし、5位タイから猛追したパティ・タバタナキット(タイ)を含め首位に3人で並んだ。西村優菜、西郷真央、勝みなみ、山下美夢有らが見守る中、最終18番でイーグル。右拳を突き上げた。涙を流し、ウォーターシャワーを浴びた。

 中継したWOWOWで解説を務めた国内ツアー44勝、米ツアー17勝を誇るレジェンドの岡本綾子氏は「私が勝ったわけではないけど、感無量です」と感慨。「本当によかったです。12番でボギーにした時、一瞬メジャー優勝からまた遠のくかと思ったけど、14番のバーディーパットで繋いだ。3ホール連続バーディーはメジャーでなかなかない。本当によかった」と嬉しそうに振り返り、終盤の3連続バーディーに「私も鳥肌が立ちました」と興奮を隠せなかった。(THE ANSWER編集部)

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