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古江彩佳Vの直前、フランスに響き渡った日本語が話題 静寂解き放った2文字は「とてもいい」

THE ANSWER / 2024年7月15日 11時3分

古江彩佳【写真:Getty Images】

■海外メジャー今季第4戦・エビアン選手権

 女子ゴルフの海外メジャー今季第4戦・エビアン選手権は14日、フランス・エビアンリゾートGC(6527ヤード、パー71)で最終ラウンド(R)が行われ、1打差の2位タイで出た古江彩佳(富士通)が通算19アンダーで樋口久子、渋野日向子、笹生優花に次ぐ日本勢4人目の海外メジャー制覇の快挙を達成した。ウイニングパットの際にはある日本語が響き、「とてもいい」といった声が上がっている。

 日本のゴルフファンの気持ちを代弁するかのような一言だった。古江も含めて3人が首位で並んだ最終18番パー5。古江は果敢に2オンに挑戦し、ギリギリで池越えさせてグリーンに乗せた。西村優菜、西郷真央、勝みなみ、山下美夢有らが見守る中、ウィニングパットを沈めてイーグル。右拳を突き上げ、涙を拭った。プレー中は静寂が続いたが、ボールがカップに近づいた瞬間には複数の「入れ!」という声が響き渡っていた。

 深夜に見ていた日本のゴルフファンが一斉に叫んだであろう短い日本語は、中継でもはっきり聞こえた。X上の日本人ファンも「ウイニングパット、『入れ!』って声が入ってるのとてもいい」「3メートルの2オンし見事なパットで『入れ』の言葉も聞かれ終了後は仲間がシャンパンシャワーを浴びせて祝福され女子メジャーは今期笹生選手に続く2勝目と女子は強い」などと反応していた。

 古江は13番を終えた時点で3打差をつけられたが、そこから猛チャージを見せた。14、15番でロングパットを連続でねじ込むと、16番も含めて3連続バーディー。驚異の追い上げで逆転優勝を掴んだ。(THE ANSWER編集部)

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