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21歳川崎春花、「-28」で2戦連続V&ツアー4勝目! 最多アンダーのツアー記録も更新…2位は山下美夢有、3位は佐久間朱莉

THE ANSWER / 2024年7月21日 14時6分

大東建託・いい部屋ネットレディスで優勝を果たした川崎春花【写真:Getty Images】

■大東建託・いい部屋ネットレディス

 女子ゴルフの国内ツアー(JLPGA)、大東建託・いい部屋ネットレディス(福岡・ザ・クイーンズヒルGC、6505ヤード、パー72)は21日、最終ラウンドが行われ、首位で出た21歳・川崎春花(村田製作所)が8バーディー、ノーボギーの64で回り、通算28アンダー。2位に4打差をつけて逃げ切り、2戦連続となるツアー4勝目を挙げた。最多アンダーのツアー記録(24アンダー)も大幅に更新した。

 混戦を抜け出した。2位に1打差をつけて迎えた最終日。山下美夢有、三ヶ島かなと最終組に入った川崎は4番、5番で連続バーディーを奪うと、9番パー5でも1つ伸ばしてサンデーバックナインへ。10番パー5、13番パー4でもバーディーを獲得すれば、15番からは怒涛の3連続バーディー。2位山下らを突き放した。最後はパーで締め、第2日の7番パー4以降、47ホール連続ノーボギーで優勝を飾った。

 通算28アンダーでJLPGAの最多アンダー記録を大幅に更新。これまでの記録は2003年ミズノクラシック(54ホール)のアニカ・ソレンスタム、2016年大王製紙エリエールレディス(72ホール)のテレサ・ルーがマークした24アンダーだった。

 京都出身の川崎は19歳だった2022年9月の日本女子プロ選手権コニカミノルタ杯で予選会から出場し、ツアー初優勝&メジャー制覇を達成。翌10月のマスターズGCレディースも制し、一躍、女子ゴルフ界のシンデレラガールとなったが、昨年はトップ10わずか3度と苦戦。今年も予選落ち7度と苦しんでいたが、6月のニチレイレディスで5位に入り、前戦のミネベアミツミレディスで2年ぶりの優勝を果たした。

 川崎と同組だった山下が通算24アンダーで2位、佐久間朱莉が通算22アンダーで3位に入った。(THE ANSWER編集部)

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