4か月ぶり実戦復帰の渡邊雄太は「安心感が違う」 セルビア戦2桁得点にファン歓喜「朗報すぎる」

セルビア戦に出場した日本代表の渡邊雄太【写真：Getty Images】

■セルビアと国際強化試合

　パリ五輪に出場するバスケットボール男子の日本代表は21日（日本時間22日）、セルビア・ベオグラードでセルビアと国際強化試合を行い、100-119で敗れた。左ふくらはぎの肉離れで欠場が続いていた渡邊雄太がついに復帰。15分19秒の出場時間で2桁の10得点を記録し、X（旧ツイッター）上にはファンから「バリバリやれてるのは朗報すぎる」「渡邊雄太がいるだけでこんなに安心するのか」と安堵のコメントがあふれた。

　ついに最後のピースが揃った。日本人最長の6季NBAでプレーした渡邊が、左ふくらはぎの肉離れから復帰し、八村塁、河村勇輝、ジョシュ・ホーキンソン、吉井裕鷹と並んで先発出場した。約4か月ぶりの実戦復帰ながら、第1クォーター（Q）から得意の3ポイント（P）シュートを成功させるなど存在感を発揮。15分19秒と短いプレータイムでも3P2本を含む10得点と2桁に乗せた。

　渡邊の元気な姿にX上の日本人ファンも安堵。「渡邊がバリバリやれてるのは朗報すぎる」「渡邊雄太がいるだけでこんなに安心するのか」「思ってたよりちゃんと回復してそうで安心した」「コートにいるだけで安心感が違う」「渡邊雄太が間に合ったのデカい」といった声が上がった。世界ランキング26位の日本は、八村が29得点しチームも100点の大台に乗せたものの、昨夏のワールドカップ（W杯）2位で、世界ランキングも4位のセルビアに及ばなかった。

　11日にヨーロッパ遠征に出発した日本代表は、19日（同20日）にベルリンで昨夏のW杯王者ドイツと国際強化試合を行い、83-104で完敗した。五輪本戦は27日に世界ランキング3位のドイツと、30日に同6位フランスと、2日に同12位のブラジルと対戦する。目標は史上初のベスト8だ。（THE ANSWER編集部）