「体調が気になるんだが…」 パリ五輪で噴出した汚染問題、“汚川”泳いだ市長に心配の声

パリ五輪が26日に開幕する【写真：ロイター】

■トライアスロンの水泳などの会場

　現地26日に開幕するパリ五輪。開幕直前のイダルゴ市長の“セーヌ川遊泳”パフォーマンスが注目を集めている。トライアスロンの水泳などの会場となるセーヌ川は水質汚染が深刻。満面の笑みで安全をアピールした市長に対し、ネット上では「大丈夫か？」「体張ってるな～」などの声が上がっていた。

　緑に近い。見るからに濁っている。その中にウェットスーツを着用して泳いだイダルゴ市長は満面の笑みを浮かべていた。英紙「ガーディアン」によると現地17日に市長がセーヌ川を泳いだことを報じていた。

　パリの中心部を流れるセーヌ川は排水などで水質が悪化。101年前から遊泳が禁止されている“汚川”なのだが、実際に競技が行われる。

　その安全をアピールするための市長のパフォーマンスにネット上では「大丈夫か？」「体張ってるな～」「泳いだ後の体調が気になるんだが…」「もうちょっと賢いやり方はないのか？」「セーヌ川がキレイになったよってパリ市長が飛び込んでアピールしてるの必死だなあ」などと様々な声が上がっている。（THE ANSWER編集部）