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五輪女子サッカーで前代未聞のスパイ容疑 東京金カナダに激震、スタッフ2人帰国&監督初戦ベンチ外

THE ANSWER / 2024年7月24日 22時19分

パリ五輪サッカー競技でスパイ疑惑が注目を集めている【写真:ロイター】

■五輪女子サッカーで「ドローン・スパイ」騒動

 パリ五輪女子サッカーで連覇を狙うカナダ代表が、ドローンを駆使して相手チームの情報をスパイしていたことが発覚し、実行役が拘束された。対戦相手のニュージーランド(NZ)代表チームが現地警察に訴え。前代未聞の状況が海外メディアに報じられていたが、現地24日にカナダオリンピック委員会(COC)がスタッフ2人の強制帰国と、監督が初戦ベンチ入りを辞退したことを発表したという。

 現地22日、サンテティエンヌで行われたNZ代表のトレーニング中、上空にドローンが飛来。スタッフが即座に警察に通報したと米スポーツ専門局「ESPN」などが報じていた。記事では「ドローンの操縦者はカナダ女子サッカーチームのサポートスタッフと判明し、拘束された」「(NZ側は)国際オリンピック委員会(IOC)へ正式に苦情を申し立てた」とされていた。

 またニュージーランドオリンピック委員会(NZOC)は声明を発表。カナダ側から謝罪された事も明かされていた。ESPNの記事内では「COCは、サポートチームの“非公認”メンバーがドローンを使ってシルバーファーンズ(NZ代表の愛称)の練習を記録したことを知らされた」とスパイ実行犯の素性を報じた。

 その後、カナダの公共放送局「CBC」のレポーターのデビン・ハーロウ氏が自身のXでカナダ五輪委員会の声明文を投稿。COCは非公認分析官ジョセフ・ロンバルディ氏と、そのアシスタントコーチのジャスミン・マンダー氏の2人をチームから外し、直ちに帰国させるとした。

 またベブ・プリーストマン監督が25日のNZ戦のベンチ入りを辞退。カナダ代表のスタッフは義務付けられた倫理トレーニングを受ける事になったという。東京五輪金メダルのカナダが、思わぬ事態に揺れている。(THE ANSWER編集部)

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