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「120kmは出てそう」話題沸騰 やり投げ女王の豪速ストラックアウトを専門家絶賛「野球選手も見習う部分」

THE ANSWER / 2024年7月25日 21時3分

2020年日本選手権・やり投げ女王の佐藤友佳【写真:編集部】

■合同トレを実施してきた内田聖人氏「グラブは可愛めな配色にしていますが…」

 陸上やり投げで2020年日本選手権女王に輝いている佐藤友佳が、剛速球と見事な制球力を披露した。見た目とのギャップある投球には「速い」「肩つえー!」と驚きの声が集まったが、これに野球界で知られるピッチング指導者からも称賛の声が上がった。

 紐がピンクの可愛らしいグラブをつけた佐藤がストラックアウトに挑戦した。左足を上げ、スムーズに投球。力強く振られた右腕から勢いのある速球が投げ込まれた。フレームに直撃する惜しい投球が多かったものの、枠から大きく外れず制球力もばっちり。さすがやり投げ選手というポテンシャルを見せつけた。

 インスタグラムに「普段やり投げてるから的を狙うのって難しくて3つしか当たらんかったけど……次は何キロか測ってみよーっと!」などと投稿。ファンからは「120出てそうですね」「かっこいいけど、かわいい」「プロ野球の始球式してほしい!」などと反響が集まっていた。

 実はこのグラブはピッチング・ストラテジストとして多くのプロ野球投手を指導する内田聖人氏が手掛ける野球アカデミー「neolab」の特注品。佐藤は内田氏と2020年11月から競技の垣根を越えた合同トレーニングを実施し、パフォーマンス向上を目指してきた。


合同トレーニングを行った当時の佐藤(左から1人目)と内田氏(同4人目)【写真:内田聖人氏提供】

 内田氏は「THE ANSWER」の取材に対し、佐藤の投球について「着地足のブロッキング能力の高さは、野球選手も見習うべき部分です」と称賛。「グラブは可愛めな配色にしていますが、ピッチングはパワーピッチャーという感じです」と目を見張っていた。(THE ANSWER編集部)

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