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「最後の礼は美しい柔道家の姿だった」 疑惑の判定→銅メダル、畳を降りる前に示した品格に絶賛の嵐

THE ANSWER / 2024年7月28日 6時56分

柔道男子60キロ級で銅メダルを獲得した永山竜樹【写真:Getty Images】

■パリ五輪・柔道男子60キロ級

 パリ五輪は27日、柔道男子60キロ級3位決定戦で永山竜樹(SBC湘南美容クリニック)がサリフ・ユルデュズ(トルコ)に勝ち、銅メダルを獲得した。準々決勝でフラン・ガルリゴス(スペイン)も不可解判定で敗れ、複雑な胸中だったものの、最後は品格あふれる一礼。ファンを感動させた。

 柔道家として最後まで礼を尽くした。

 サリフ・ユルデュズ(トルコ)に勝ち、銅メダルを確定させた永山。準々決勝は2023年世界王者のガルリゴスと対戦し、片手絞めで一本負け。しかし、直前に「待て」がかかった後も相手が絞め続けており、不可解な判定に。納得がいかない様子だったが、必死に切り替え、敗者復活から這い上がった。

 そして、最後に畳を降りる前に一礼。腰を90度折り曲げ、深々と頭を下げた。この場面を目撃したファンからは喝采が上がっている。

「いいお辞儀するな…」
「なによりも尊い本物の柔道家の姿でした」
「ちゃんと最後までお辞儀してた、素晴らしい」
「そしてお辞儀! 美しい! かっこいいよ!!」
「お辞儀の仕方が素敵だ」
「ちゃんと最後までお辞儀してた、素晴らしい いろいろ思いはあるだろうけど…」
「最後の礼は、美しい柔道家の姿だった」

 中継局のインタビューでは「負けてから切り替えるのは大変だった。目標は金メダルだったので……正直ちょっときつかったけど、両親、妻、息子も…たくさんの方が応援に来ていた。銅メダルを獲ろうと思って気力だけで戦いました」と言葉を詰まらせながら振り返った。

 金メダルには届かなかったが、永山の行動は観る者の胸を打った。(THE ANSWER編集部)

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