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日本人アスリートに「いつも敬服だ」 五輪開会式の船で海外カメラマンが激写した日本人の誇り

THE ANSWER / 2024年7月28日 17時3分

マイケル・リーブス氏が日本選手団の船上から撮影した1枚【写真:2163815131,Michael Reaves,GettyImages】

■パリ五輪

 パリ五輪は26日の開会式を持って熱戦の火蓋が切られた。「THE ANSWER」では写真や動画などを取り扱う世界最大級のデジタルコンテンツカンパニー「Getty Images(ゲッティイメージズ)」のカメラマンが大会中に撮影した写真を紹介。開会式で日本選手団の船に乗り込んだカメラマンは、日本選手に対する印象などを明かした。

 ゲッティイメージズのスタッフスポーツフォトグラファーを務めるマイケル・リーブス氏は、日本選手団を担当。日本の旗手を務めたフェンシング女子の江村美咲、ブレイキンの半井重幸の2ショットや女子バレー代表の自撮りなどを収めた。フランスの国旗カラーの煙が上がるワンシーンも激写。日本選手団のボートに乗った感想をこう明かした。

「日本は私の母国ではないが、日本選手団と一緒にボートに乗れたことはとてもクールだった。私はこれまでの短いキャリアの中で、本当に多くの日本人アスリートを取材し、一緒に仕事をする機会に恵まれた。2021年の東京五輪から、私が住んでいるシカゴ・カブスの鈴木誠也選手と今永昇太選手の定期的な取材まで。

 彼らのスポーツに対する情熱と敬愛の念にはいつも敬服する。彼らがその瞬間を理解し、ファンに手を振ったり、その華やかさを体験したりするのを見るのは、とても特別なことだった。オリンピックはアスリートにとってストレスの多いものですが、私のボートでの経験は、アスリートたちが祖国に対して持っている誇りと喜びを垣間見るものでした」

 イリノイ州シカゴを拠点とするゲッティイメージズのスタッフスポーツフォトグラファーを務める同氏。2017年12月にケンタッキー大学でビジネス・マーケティングの理学士号を取得し、カレッジ・フォトグラファー・オブ・ザ・イヤーに認定されるなど数々の賞に輝いた。米国4大スポーツのほか、東京五輪、冬季の北京五輪など多くの国際大会を撮影。大手メディアで掲載された実績を持つ。


マイケル・リーブス氏が日本選手団の船上から撮影した1枚【写真:2163834219,Michael Reaves,GettyImages】

■ボートに乗ったからこそわかること「テレビでは見られなかった瞬間だ」

 同氏は日本選手団に同乗していたヨルダン、ケニア、カザフスタンの選手団も撮影。岸から見た一般ファンと違い、ボートに乗ったからこそわかる景色についてこう明かす。

「ボートの上からパレードを見るのはとてもエキサイティングだった。選手とファンの交流はユニークだった。何百人ものファンが日本国旗を振って選手たちに『アリガトウ』と叫び、選手たちも国旗を振って声援を返す。

 演出中のテレビでは見られなかった瞬間だが、ボートが川で他の代表団とすれ違い、まだファンがいない中、互いに手を振って声援を送り合っていた。最後に、ボートからパリの街を眺め、通り、窓、バルコニーにファンが並んでいるのを見るのはとても特別だった。忘れられない素晴らしい思い出と一日だった!」

 ゲッティイメージズはデジタルコンテンツを世界200か国以上に提供している。(THE ANSWER編集部)

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