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柔道不可解判定で選手のSNS炎上 沈静化へ日本人メダリスト訴え「人種問題に結びつけ…それは違う」

THE ANSWER / 2024年7月28日 16時41分

柔道男子60キロ級準々決勝で対戦した永山竜樹(青)とフラン・ガルリゴス【写真:ロイター】

■パリ五輪・柔道男子60キロ級

 パリ五輪は27日、柔道男子60キロ級が行われ、準々決勝で永山竜樹が昨年世界王者フラン・ガルリゴス(スペイン)に敗れた。一本判定に不服を示し、相手の握手を拒んだ末になかなか畳を降りず。ともに銅メダルを獲得したが、ファンや海外メディアの間でも判定への波紋が広がった。2016年リオ五輪柔道男子100キロ級銅メダリストの羽賀龍之介は、「どうか冷静に」と呼びかけている。

 永山はガルリゴスに片手絞めで一本負け。しかし、直前に「待て」がかかった後も相手が絞め続け、不可解な判定に。永山は納得がいかず、相手との握手も拒否。3分間、畳を降りず“抗議”の意思を示した。よもやの形で金メダルの道は絶たれたが、敗者復活戦から這い上がって銅メダルを獲得。一方でガルリゴスは準決勝で敗れ、同じく3位決定戦の末に銅メダルを獲得した。

 ネット上の日本人ファンからは不満が続出。スペインメディア「マルカ」によると、ガルリゴスを指導するキノ・ルイスコーチが「彼は日本から不愉快なメッセージを受け続けている」と選手のSNSにも誹謗中傷が相次いだという。

 そんな中、羽賀はXを更新し「判定に関して自分の意見を述べるのは良いと思うけど、審判員を特定したり、その審判員の過去のジャッジを批判したり、対戦相手のアカウントに攻撃的なコメントを残したり、アジア人だからどうのこうのと人種問題に結びつけたり、それは違うと思う」と主張。「どうか冷静に」と沈静化を願って投げかけている。(THE ANSWER編集部)

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