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パリ五輪で蘇った「日本の牛若丸」に日本人驚き 身長差23cmを覆した金メダル加納虹輝の1枚

THE ANSWER / 2024年7月29日 21時3分

金メダルを獲得した加納虹輝【写真:ロイター】

■パリ五輪・フェンシング

 パリ五輪は28日、フェンシングの男子エペ個人決勝が行われ、26歳の加納虹輝(JAL)が金メダルを獲得した。ヤニク・ボレル(フランス)との完全アウェーで15-9。日本フェンシング史上初の個人種目金メダルの快挙となった。身長差23センチを覆してポイントを奪った瞬間の写真に、日本人ファンから「牛若丸やん」など称賛の声が上がった。

「牛若丸」がパリで蘇る1枚だった。

 フェンシング発祥の地・フランスで華麗な身のこなしを見せた。ボレルが右腕をいっぱいに伸ばしたところを、加納はジャンプをしながら上体をそらして回避。空中で右手を巧みにひねりながら、飛び込んできたボレルの背中に剣先を当ててポイントを奪っていた。

 決定的瞬間をとらえた写真を、日本オリンピック委員会(JOC)が公式Xとインスタグラムに投稿すると、日本のファンから驚きの声が寄せられた。

「牛若丸やん」
「フランス人もビックリでしょう」
「この写真、かっこいいー」
「本当に早くて強かったです!!」
「蝶のように舞い蜂のように刺す」

 196センチと長身のボレルに対し、加納は173センチと身長差は実に23センチもあった。リーチの長さが武器になるフェンシングにおいて、不利な状況を覆した勝利に対してもネット上で称賛の声が上がっている。


五輪で身長差23cmを覆したフェンシング加納虹輝の画像【写真:Getty Images】

「大きな相手の懐に飛び込むように、或いは牛若丸のように小柄さを生かして軽やかに得点を重ねた!」「飛び込みながらの剣を払いながらの突き。あの身長差で、とても攻めのフェンシングでした」など、勇敢に戦い続けた加納の姿に多くの日本人が魅了されたようだ。(THE ANSWER編集部)

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