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柔道・永山竜樹、不可解判定の相手ガルリゴスと和解 2ショット撮影「謝罪の言葉あった」「全力で戦えた事を幸せに思う」

THE ANSWER / 2024年7月30日 5時16分

ガルリゴス(左)と肩を寄せ合い、柔らかい表情でともに拳を握った2ショットを公開した永山竜樹(画像は永山のXのスクリーンショットより)

■パリ五輪・柔道

 パリ五輪柔道男子60キロ級の騒動に関わった両選手が、和解の2ショットを撮影した。27日の準々決勝で永山竜樹(SBC湘南美容クリニック)がフラン・ガルリゴス(スペイン)に片手絞めで一本負け。しかし、直前に「待て」がかかった後も相手が絞め続けており、不可解な判定に。日本時間30日、永山がXに写真を投稿し「ガルリゴス選手が会いに来てくれました! 彼から謝罪の言葉がありましたが、彼にとっても不本意な結果だったと思います」などと伝えた。

 発端は27日に行われた準々決勝。永山に寝技をかけたガルリゴスは、審判が「待て」をかけたものの、絞め続けて永山が失神。これを見て、一本勝ちが下された。納得がいかない永山は握手を拒否し、日本のコーチ陣も抗議。しかし、判定は覆ることなく、両者ともに3位決定戦で勝って銅メダルを獲得。しかし、直後からガルリゴスのインスタグラムには過去と新たな投稿に心無い声が殺到した。

 永山は「ガルリゴスが会いに来てくれました!」と、自身のXで報告。肩を寄せ合い、柔らかい表情でともに拳を握った2ショットを公開した。和解したようで「彼から謝罪の言葉がありましたが、彼にとっても不本意な結果だったと思います。オリンピックの舞台で彼と全力で戦えた事を幸せに思います。誰がなんと言おうと私たちは柔道ファミリーです!」と記した。

 29日には両者ともにSNSを更新。永山は「準々決勝に関しては、お互い必死に戦った結果なので、ガルリゴス選手への誹謗中傷などは控えて頂きたいです。審判の方も判断の難しい状況だったと思います。敗戦後に抗議をして握手に応じれなかったことは申し訳なく思っています」とつづった。

 さらに「まだ悔しい気持ちがありますが、みなさんからの温かいメッセージに元気をもらっています。本当にありがとうございます。今回のパリオリンピックでの経験を活かして、また4年後に成長した姿を見せれるように日々精進していきますので、応援の程よろしくお願い致します」と再出発を誓った。

 ガルリゴスはインスタグラムのストーリー機能で「ナガヤマ(日本)との対戦後に受け取っているコメントのため、自分の考えを述べたい」と切り出し、「競技に臨んでいる間、私たちは集中しようとしている。加えて、シャン・ド・マルス(会場)の雰囲気が審判の声を聞くことを難しくした」と説明した。

 さらに「待て」が聞こえなかったと主張し、「対戦相手を傷つけたいと思ったことは一度もないし、ましてや柔道の価値に反することは断じてしない」とつづった。「私の考えを述べただけだ。ありがとう」と締めくくっていた。(THE ANSWER編集部)

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