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フランス監督、河村勇輝の“ミス”指摘 残り10秒で痛恨ファウル「彼の決断はラッキーだった」

THE ANSWER / 2024年7月31日 5時13分

フランス戦に出場した河村勇輝【写真:ロイター】

■パリ五輪

 パリ五輪は30日(日本時間31日)、男子バスケットボール1次リーグが行われ、B組第2戦の世界ランク26位・日本は同9位フランスと対戦。後半残り10秒までリードしながら追いつかれ、延長の末に90-94で大金星を逃した。その引き金となった日本へのファウル判定にはネット上でも疑問の声が続出したが、フランスのビンセント・コレット監督は河村の“ミス”であったと指摘している。

 大金星目前だった。4点リードして迎えた後半終了間際。フランスのストラゼルの3ポイントシュートに対し、河村がチェックにいく。これがリングに吸い込まれると笛が吹かれ、バスケットカウントが取られた。接触したか微妙に映ったが、フリースローを決められ、同点に。このまま延長戦に突入し、大金星は幻となった。

 開催国にとって有利にも見えた判定。X上の海外ファンからも“フランス寄り”を指摘する声が上がったほどだった。FIBA公式サイトでは、コレット監督のコメントが紹介され「あれは3点止まりだったかもしれない。4点リードの時はディフェンダーはあのショットにコンテストしにいくべきではなかった」と、河村のチェックについて言及した。

「普通はやらないことだから、彼がこの決断をしてくれて私たちはラッキーだった」と判断が“ミス”であったと指摘。「彼は本当にあと少しであのシュートをブロックするところだった。マシューがシュートした時、私はブロックされると思ったが、幸運なことにブロックはされず、スリーが決まり、アンドワンになった。間違いなく奇跡のようだった」と、ブロックされなかったことは幸運であったとした。

 この試合5得点だったバトゥームは「残り10秒で4点ビハインドは簡単に諦めてしまいかねないものだった。解決策がなかったが、マシューがクレイジーなショットを決めてくれた。時には、神が味方についてくれる」とコメントしている。

 河村は試合後「勝てる試合だった。ポイントガードの僕がコントロールできなかった。自分の責任だと思う」と責任を背負った。日本は最終クォーター(Q)に八村塁がこの日2度目のアンスポーツマンライクファウルで退場となり、24得点を決めていた大黒柱を欠きながらも奮闘。大金星は目の前に迫っていただけに、残り10秒のファウル判定が日本にとっては痛恨だった。(THE ANSWER編集部)

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