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非難相次ぐ選手村「部屋が暑すぎ」 エアコンなし2人部屋、女子選手が悲痛な告白「ドアを開けて寝ています」

THE ANSWER / 2024年7月31日 15時33分

選手村の施設に選手から不満の声が上がっている【写真:ロイター】

■試合後の選手村レストランの品ぞろえにも驚き

 熱戦が続くパリ五輪。競技では様々なドラマが生まれる中で、舞台裏では選手村の施設に選手から不満の声が上がっている。ルーマニアの卓球選手はあまりの暑さに「ドアを開けて寝ています」と告白している。

 熱い戦いの一方で、選手たちは暑さに苦しめられている。ルーマニアの卓球女子ベルナデッテ・スッチの声を紹介したのは、英紙「ザ・ガーディアン」だった。

「2024年パリ大会主催者、灼熱の五輪選手村の部屋が2層構造の大会とのクレームを否定」との見出しの記事の中で、国によって暑さ対策に差が出ていることで非難の声が上がっていることを伝えている。

 国によっては移動式エアコンを選手村の部屋に導入するなどしているが、それにより「主催者は、2層構造の大会を作り上げたという非難にさらされている」という。

「首都(パリ)が熱波でうだる中、フランスチームを含め、(エアコン)ユニットを購入した人たちは快適に眠っているが、、ルーマニアの卓球選手ベルナデッテ・スッチは彼女と彼女のチームメイトたちが、少しでも暑さを和らげようと、テラスのドアを一晩中開けっ放しにしていたという」

 こう伝えた記事ではスッチの談話も紹介。「エアコンはなく、扇風機があるだけで、それだけでは十分ではない。(今までは)ラッキーなことに外があまり暑くなかったので、エアコンはそれほど必要なかったのですが、今は暑くて、部屋の中が暑すぎると感じるほどです」と説明。

 さらには「(扇風機は)十分なパワーがなく、自分に向いているときはいいのですが、自分に当たっていない時は(風を)感じません。夜は(テラスの)ドアを開けて寝ています。部屋は狭いし、私たちは2人部屋だから」と暑さに苦しめられながら、なんとか対策を模索しているようだ。

 またスッチが競技後に選手村に戻った際、レストランからタンパク質類が品切れになっていることに驚いていたことも伝えられている。

 暑さ対策の“格差”が結果にどう影響するのか。スッチは女子シングルス、混合ダブルス、女子団体に出場している。(THE ANSWER編集部)

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