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まさかの敗退・卓球中国の態度に日本人指摘 前日ラケット破壊されても「人柄の良さを感じた」

THE ANSWER / 2024年7月31日 18時34分

トルルス・モレガルドに2-4で敗れた中国の王楚欽【写真:ロイター】

■パリ五輪

 パリ五輪は31日、卓球男子シングルスが行われ、世界ランク1位・王楚欽(中国)が世界26位トルルス・モレガルドに2-4で敗れる波乱が起きた。王は前日の混合ダブルス決勝で金メダルを獲得したが、写真撮影中にラケットをカメラマンに踏まれ、折れてしまっていた。日本人ファンからは「笑顔で握手してる泣ける」と試合後の行動に注目が集まっている。

 王は10-12で第1ゲーム(G)を落とすと、第2Gも7-11と奪われた。続く2ゲームを奪い返して追いついたが、第5、6Gを獲られてまさかの敗退となった。前日は混合ダブルスで金メダル獲得後、国旗を掲げるためにラケットを脇に置いた王だったが、殺到したカメラマンにより踏まれてしまい、次に王が手にした時には、使い物にならない状態となっていた。

 それでも、試合後は気丈に相手と握手とハグを交わし、勝者を称えた。X上の日本人ファンは「笑顔で握手してる泣ける」「ハグして人柄の良さを感じました…」「スポーツマンシップすげえよ王」「王の握手もスポーツマンシップあって良い」と称賛し、涙を誘っている。(THE ANSWER編集部)

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