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五輪卓球で20年ぶり大波乱、中国世界1位の2回戦敗退に元金メダリスト同情「1日でスペアは難しい」

THE ANSWER / 2024年8月1日 7時33分

トルルス・モレガルドに2-4で敗れた中国の王楚欽【写真:ロイター】

■パリ五輪

 パリ五輪は31日、卓球男子シングルスが行われ、世界ランク1位・王楚欽(中国)が世界26位トルルス・モレガルド(スウェーデン)に2-4で敗れる波乱が起きた。王は前日の混合ダブルス決勝で金メダルを獲得したが、写真撮影中にラケットをカメラマンに踏まれ、折れてしまっていた。新しいラケットで臨んだが、まさかの敗退。東京五輪の混合ダブルス金メダリスト・水谷隼氏もSNSで「用具がどれだけ重要か分かってもらえたかも」と指摘している。

 王は10-12で第1ゲーム(G)を落とすと、第2Gも7-11と奪われた。なんとか追いついたが、第5、6Gを獲られてまさかの敗退。王は前日、金メダルの記念撮影で国旗を掲げた際、カメラマンに脇に置いていたラケットを踏まれ、使い物にならない状態となっていた。

 水谷氏は自身のXで「昨日ラケット折られた王負けた。気持ちも混合ダブルスに比べたら入ってなかった…1日でスペアラケットに慣れるのは難しい。オリンピックのシングルスで中国選手が負けたのは2004年のアテネオリンピック以来。そう考えたら卓球は用具がどれだけ重要な競技か分かってもらえたかも」と20年ぶりの波乱を伝え、勝利したモレガルドを「素晴らしかった」と称えた。

 前日には「ラケット折られたのは可哀想すぎる」などと記し、卓球選手にとってラケットがいかに替えがきかないものかを強調。「時間をかけてやっと完成させたラーメンのスープをまた1から作り直してくださいと言われるようなもんだよ」と表現していた。「同じくらいの実力の選手と、自分の物じゃないラケットで試合したら10000%勝てない」とも主張していた。(THE ANSWER編集部)

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