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2連敗女子バスケの涙に広瀬すずも涙目 馬瓜エブリンの「悔しい」にエール「頑張ってほしい」

THE ANSWER / 2024年8月1日 19時59分

ドイツ戦に出場したエブリン(上)【写真:ロイター】

■パリ五輪

 パリ五輪は1日、バスケットボール女子1次リーグ第2戦が行われ、C組の世界ランク9位・日本は同19位ドイツに64-75で敗れた。米国戦に続き開幕2連敗。「走り勝つシューター軍団」を掲げるが、生命線の3ポイントシュート(3P)成功率は31.03%で不発に終わった。

 日本は主将の林咲希、高田真希、町田瑠唯、宮崎早織、赤穂ひまわりが先発。序盤から積極的に3Pを打ったが、リングに嫌われる場面が目立った。両チーム最長身195センチのマリー・ゲリヒを含め、ドイツは190センチ台が4人も先発。日本は外したシュートのリバウンドで優位に立てず、終始追う展開が続いた。

 第2クォーター(Q)に23-23と追いついたが、6点差の36-42で前半終了。後半も詰め寄っては離される展開が続き、今大会初勝利を逃した。3Pは29本中9本を決め、成功率31.03%。武器とする日本にとっては高いとは言えない数字だった。

 馬瓜エブリンは中継インタビューで「相手にやられてしまって、自分自身……」と話すと涙。「ディフェンスで乗り越えたいところであと一つ乗り越えられなかったところが悔しい」とユニホームで涙を拭った。「まだ試合があるので、日本の皆さんに日本のバスケットを見せられるようにみんなでいい顔をして試合をしたい」と前を向いた。

 テレビ朝日バスケSPブースターとして中継に登場した女優の広瀬すずも取材エリアに待機。「また皆さんで頑張ってほしいです」と涙目でエールを送った。

 7月29日の初戦で米国に敗戦。チーム2位の17得点をマークした24歳の山本麻衣が脳震盪を負い、ドイツ戦を欠場すると日本協会が前日に発表していた。崖っぷちに立たされた日本は4日にベルギーと戦う。(THE ANSWER編集部)

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